和の名店の店主が考案した、材料費が安くおさえられる、カニカマのレシピをご紹介します。
ミシュランガイドで星を獲得した「なすび亭」のオーナーシェフ、吉岡英尋さんの「かにかま玉丼」です。
1人分の材料費がたったの100円で、調理時間もわずか3分ですが、ほっとするような優しい味わいの丼物が作れます。
「本物のカニを超えたと思う」と吉岡さんがおっしゃる自信作ですよ。
(一部情報元:TBSテレビ「白熱ライブ ビビット」旬の食材で何作るんですか?調査 2017年2月7日放映)
かにかま玉丼の作り方
「かにかま玉丼」のレシピです。
材料
カニカマ | 10本 |
玉ネギ | 1/2個 |
シイタケ | 2個 |
卵 | 2個 |
三つ葉 | 好みで適量 |
ショウガ汁 | 少々 |
和風だし汁 | 1カップ |
◎醤油 | 大さじ3 |
◎みりん | 大さじ3 |
◎砂糖 | 大さじ1/2 |
水溶き片栗粉 | 大さじ2 |
作り方
- カニカマは太めにほぐす。玉ネギとシイタケは薄切りにする。
- 和風ダシ・玉ネギ・シイタケを鍋に入れ、火にかける。
沸騰したら◎を加え、玉ネギとシイタケに火を通す。
カニカマを加え、1分煮る。 - 2に水溶き片栗粉でとろみをつけ、溶き卵を回し入れ半熟くらいに固める。
仕上げに三つ葉を散らし、火を止める。 - ご飯を器に盛り、その上に3をかけたらできあがり。ショウガ汁をかけていただく。
調理のポイントは、カニカマを少し太めに裂くこと。カニカマの食感もいかします。
とろみをつけた後に溶き卵を回し入れると、卵がふわっと散り、軽い食感に仕上がります。
カニカマの身の味に寄り添うような、少し甘めの柔らかい味わいの一品が出来ます。
さっと1分煮るだけですが、だし汁にはほのかなカニの風味が移っています。
しょうが汁を少しかけていただくと、味が引き締まり、より美味しくなります。
ほっと一息つけるような優しい味が魅力なので、節約&時短レシピとしてだけでなく、疲れた後の締めの食事にもおすすめですよ。