甘酒の作り方。炊飯器で作る米麹の甘酒!砂糖なしでも甘くて美味しい。

甘酒の作り方 米麹 乾燥麹

タレントの北斗晶さんが考案した、甘酒のレシピをご紹介します。

さっぱりとした甘さで、とても飲みやすいのが特徴です。

調理には炊飯器を使います。
砂糖なしでも十分美味しい甘酒が、とても簡単に作れますよ。

ちなみに、北斗さんは、健康な体作りと免疫力アップのために日頃からよくこの甘酒を飲むそうです。
「飲む点滴」と言われる甘酒には、ビタミンやミネラルが豊富に含まれています。

(一部情報元:日本テレビ「メレンゲの気持ち」2017年2月11日放映)

甘酒の作り方

甘酒の作り方

北斗さんの「甘酒」のレシピです。

レシピの全工程は、後ほど写真をもとに説明します。

材料【調理時間10分/置く時間除く】
白米 1合
540ml
米麹 200g
ぬるま湯 1リットル
作り方
  1. 米を研いで水(540ml)を加え、お粥を作る。
    炊き上がったお粥にぬるま湯を加え、よく混ぜる。さらに米麹を加えてよく混ぜる。
  2. 1を炊飯器に入れ、フタを開けたまま濡れ布巾をかぶせ、保温のスイッチを入れる。そのまま8時間置いたらできあがり。
    ミキサーで軽く撹拌すると、米粒が少なくなり、飲みやすくなる。

写真をもとにレシピを説明します。

甘酒の作り方

甘酒の作り方

【工程1】
まず米1合に3倍の水を加え、3倍粥を作ります。

ちなみに北斗さんは炊飯器でお粥を作っていましたが、お粥モードのない普通の炊飯器で作ると、吹きこぼれたり、ちゃんとお粥にならなかったりするので、普通の炊飯器しかない場合は、鍋で作ることをおすすめします。


甘酒の作り方

3倍粥ができたら、ぬるま湯を加えてよく混ぜ、その後に米麹を混ぜます。

ちなみにここで、米麹を先にお粥に加えてしまうと、熱すぎて、米麹に含まれる麹カビ(発酵食品に使われる無害なカビ)が完全に死んでしまう可能性があります。
ですから必ず、ぬるま湯を先にお粥に混ぜてください。

甘酒を作るには、麹カビの働きが不可欠で、その働きは60〜65度くらいで活発になります。
ですので細かい事を言えば、お粥にぬるま湯を混ぜた時に60〜65度くらいになっていればバッチリですが、この甘酒は温度計を使わない簡単なレシピになっているので、とりあえずこの段階では、お風呂よりも少し熱めくらいにできればOKです。

この後に、お粥を炊飯器で保温することで、自然に60〜65度くらいの温度にすることが出来ます。


甘酒の作り方

【工程2】
お粥にぬるま湯と米麹を混ぜたら、炊飯器に入れ、フタを開けたまま濡れ布巾をかぶせ、保温のスイッチをONにします。

上の写真のような状態で、8時間置いたらできあがりです。

ちなみに炊飯器のフタを開けたまま保温すると、麹カビが活発に働く60〜65度くらいの温度をずっと保つことができます。


甘酒の作り方

2時間くらい経つと甘い香りが漂いはじめ、8時間後にはほんのりと黄色味がかった甘酒が完成します。


甘酒の作り方

お味の方は、さっぱりとした甘さで、とても飲みやすいです。
飽きの来ない甘さ控えめの甘酒で、北斗さんの好みの味だそうです。

軽くミキサーにかけると、米の粒が少なくなるので飲みやすく、風味もグッと増して、より美味しくなりますよ。

ちなみに甘酒が残ったら、密閉容器に入れ、冷蔵庫で保存します。
手作りの火入れをしていない甘酒は、冷蔵庫の中でもじわじわと発酵が進み、酸味が出ますので、数日以内には飲み切るのがおすすめです。

甘酒プリン

ところで、当サイトでは、米麹の甘酒を使ったデザートのレシピも紹介しています。

甘酒プリン」です。

甘酒と牛乳をベースにした柔らかい口当たりのプリンに、はちみつ&レモンのソースを合わせます。
甘酸っぱいソースを合わせることで、甘酒の甘みが引き立つうえに、米麹特有のクセも和らぎ、とても美味しくいただけます。

今回ご紹介したレシピで作った甘酒でも作れますし、市販品の甘酒を使ってももちろんOKです。

また、今回ご紹介したような米麹を使った甘酒ではなく、酒粕で手軽に作れる「甘酒」のレシピも紹介しています。
酒粕の甘酒はダイエットに良いそうです。
リンク先も合わせてご覧ください。

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