鶏ムネ肉を使った、ガッツリおかずのレシピをご紹介します。
和食の名店「賛否両論」の店主、笠原将弘さんが考案した、「鶏胸肉のはさみカツ」です。
チーズとニラと味噌を挟んだ、濃厚な味わいのチキンカツで、ご飯とよく合います。
超おすすめレシピですよ。
(一部情報元:フジテレビ「ノンストップ!」笠原将弘のおかず道場 2017年3月21日放映)
鶏胸肉のはさみカツの作り方
「鶏胸肉のはさみカツ」のレシピです。
鶏ムネ肉 | 2枚 |
塩・コショウ | 各適量 |
溶き卵 | 2個分 |
薄力粉 | 適量 |
パン粉 | 適量 |
ニラ | 1/2束 |
ピザ用チーズ | 50g |
砂糖 | 大さじ1 |
味噌 | 大さじ4 |
- ニラとチーズをみじん切りにし、Aをよく混ぜる。
- 鶏ムネ肉は皮を取って2センチ厚のそぎ切りにし、真ん中に切れ目を入れる。
切れ目の中に1を詰め、口をしっかり閉じ、塩・コショウで下味をつける。(この工程は、下の写真を参考にしてください。) - 2に薄力粉をまぶし、溶き卵をつけ、パン粉をまぶす。
- 170度に温めた揚げ油で、3を3分揚げる。半分に切って皿に盛ったらできあがり。
工程2の手順は、上の写真を参考にしてください。
まず鶏ムネ肉を、2センチ厚のそぎ切りにします。(写真上)
ちなみに、厚みのある食材を包丁を寝かせて斜めに切るのが「そぎ切り」です。
鶏肉の繊維を断ち切るように包丁を入れるため、食感が柔らかくなります。
次に鶏肉の厚さをさらに半分にするように切り込みを入れ、開きます。(写真左下)
続いて切り込みの中にA(ニラ・チーズ・砂糖・味噌を混ぜたもの)を詰めます。(写真下中央)
最後に口をしっかり閉じて、塩・コショウをまぶしたら、鶏肉の成形終了です。(写真右下)
鶏肉の成形が終わったら、今度は小麦粉・溶き卵・パン粉の順に衣をつけます。
そして170度に温めた油で、3分揚げたら完成です。
揚げ時間は、鶏肉にぎりぎり火が通る、わずか3分になっています。
あまり揚げ過ぎると、鶏肉が硬くなってしまいます。
ただ鶏肉の大きさや揚げ方によって、時間は若干変わってくると思いますので、様子を見て揚げてください。
鶏肉に火が通ったか判断しづらい場合は、1個取り出して切ってみるのが1番ですよ。
このはさみカツは、ソースなどを付けずにそのままいただきます。
鶏肉はしっとり柔らかく、中に挟んだ味噌とニラとチーズは、とろっとしていて濃厚な味わいです。
鶏ムネ肉を使ったお料理は、淡白で物足りなくなりがちですが、このお料理は香りと旨味が強く、文句なしに美味しいです。
食べ盛りの子供や若い男性には、特にウケそうですよ。