ラタトゥイユのレシピ。野菜の旨味が響き合う!本格的な作り方

ラタトゥイユ

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野菜の旨味が響き合う!ラタトゥイユ

ラタトゥイユのレシピをご紹介します。

ラタトゥイユとは、南フランスのプロヴァンス地方の伝統料理で、オリーブオイルと野菜を材料にした煮込み料理のことです。

複数種類の野菜をたっぷりと使うのが特徴で、中でも具材として定番なのは、トマトやズッキーニ、なす、ピーマン、玉ねぎなどです。
これらをじっくり煮込むことで、旨みが混ざり合い、味わい深く仕上がります。

冷蔵で6日ほど日持ちするので、作り置きしおくと便利ですよ。

材料

5〜6人分:調理時間40分
玉ねぎ 200g(1個)
ズッキーニ 200g(1本)
なす 100g(1本)
ピーマン 2個
パプリカ 200g(1〜2個)
トマト 450g(3個)
にんにく 1かけ
ローリエ 1枚
生タイム 3g
オリーブオイル 大さじ2
小さじ1
こしょう 少々
カロリー
1人分105kcal

作り方

ラタトゥイユのズッキーニなどの具材を切る

  1. ① 玉ねぎ(200g:1個)を5ミリ幅の薄切りにします。
    ズッキーニ(200g:1本)となす(100g:1本)のヘタを取り、それぞれを2センチ角に切ります。
    にんにく(1かけ)を薄切りにします。

ラタトゥイユのトマトなどの具材を切る

  1. ② ピーマン(2個)とパプリカ(200g:1〜2個)のヘタとタネを取り、それぞれを2センチ角に切ります。
    トマト(450g:3個)のヘタを取り、8等分くらいに切ります。

生トマトで美味しさアップ

ラタトゥイユのレシピには、トマト缶を使ったものもありますが、このレシピでは、本場風にフレッシュな生トマトを使います。

トマト缶を使うと、味の主張が強すぎるために、他の野菜の味が分かりにくくなりがちです。
その点、生トマトであれば、味が控えめなので、野菜それぞれの味がはっきりと感じられます。


ラタトゥイユの具材を炒める

  1. ③ 鍋にオリーブオイル(大さじ2)を熱し、玉ねぎ・ズッキーニ・なす・にんにくを加えて、2分ほど炒めます。

炒めたラタトゥイユの具材にトマトやハーブなどを加える

  1. ④ ピーマン・パプリカ・トマト・ローリエ(1枚)・生タイム(3g)・塩(小さじ1)・こしょう(少々)を加えます。

ハーブで風味良く

ハーブを少量加えるのもポイントの一つです。
月桂樹やタイムの風味が、野菜の旨みをいい感じに引き立ててくれます。


ラタトゥイユの具材を煮る

  1. ⑤ フタをせずに、中火〜弱めの中火でたまに混ぜながら30分ほど煮たら完成です。

フタをしないで煮る

ラタトゥイユを美味しく作るコツは、フタをしないで煮て、じっくり時間をかけて野菜の水分を飛ばすことです。
そうすると、野菜の味がぎゅっと凝縮して、味わい深く仕上がります。


柔らかく煮たラタトゥイユ

30分煮ると、野菜がくたっと柔らかく馴染んで、全体のかさが半分くらいに減ります。


ラタトゥイユ

野菜料理と聞くとすこし地味なお料理をイメージしがちですが、ラタトゥイユに関しては、まったく違います。
旨みとコクがギュッと凝縮されていて、メイン料理としても十分通用する、濃厚な味を楽しめます。

調理時間は40分かかりますが、ほとんどは煮ている時間なので、調理も簡単です。
ぜひ気軽にお試しください。

ラタトゥイユの簡単アレンジ

なお、ラタトゥイユは、そのまま食べるだけでなく、いろいろな料理にリメイクすることもできます。

たとえば、パスタやご飯と合わせたり、チーズと一緒に食パンにのせてトーストにしたり、オムレツの具材にすると美味しいですよ。


作り置きOK!

日持ち:冷蔵保存で6日

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