鮭の産地は意外と重要。アラスカ産を選ぶと100%天然物!

鮭の産地

鮭は、アンチエイジングに効果があるとよく言われます。
鮭の身を赤くする「アスタキサンチン」という成分には、抗酸化作用があるためだそうです。

ただし、鮭を購入する際には、注意が必要です。
なぜなら、このアスタキサンチンを摂取するためには、「天然の鮭」を選ぶ必要があるからです。

天然の鮭を選ぶ理由

養殖の鮭の身が赤いのは、着色料によるものだそうです。
アスタキサンチンによって身が赤くなっているのではありません。
天然ものに見た目を近づけるために、人工的に色をつけているんですね。
一方で、天然の鮭は、海にいるオキアミなどのプランクトンを食べることでアスタキサンチンを作りあげ、その結果赤身になるそうです。

つまり、養殖の鮭を食べても、アスタキサンチンは摂取できないため、アンチエイジングの効果がないということです。

アラスカ産の鮭は100%天然もの

さて、養殖か天然かでアンチエイジング効果が分かれる鮭ですが、あまり意識せずに購入した鮭が、意外と天然ものだったりすることもあるようです。

鮭というと、チリ産やノルウェー産などが多いですよね。
実際、国内で流通している鮭・マス類の72%が輸入もので、輸入元の国別ランキングでは、1位チリ(輸入の66%)・2位ノルウェーなんです。

でもそんな中、たまに「アラスカ産」の鮭を見かけませんか?もしくは、アメリカ産。(アメリカで取れる魚介類のおよそ66%は、アラスカで捕獲されるそうです。)

実は、アラスカでは、州の法令で、ひれ魚の養殖が禁止されているそうです。
ですから、アラスカ産の鮭は100%天然物らしいのです。
私は今までこのことを知らずに、たまにアラスカ産の鮭を購入していました。
どうせ養殖だろうと思いながら。

アラスカ産の鮭だったら、アンチエイジングの効果も期待できますね。
ただし、チリ産やノルウェー産の鮭よりも少々割高のようですけどね。

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