服を10着しか持たない生活。その5つの効果。

2016/05/23

ワードローブ

先月(2014年10月)発売された「フランス人は10着しか服を持たない」という本を読みました。

この本はアメリカ人の主婦が書いたもので、彼女が、学生時代にホームステイしたフランスの家庭の暮らしぶりが描かれています。
ホームステイ先のご家族は貴族の末裔で、彼らの「質にこだわった生活」に、著者は人生ががらっと変わってしまうほどの衝撃を受けたそうです。

同著の内容は、食事と身だしなみに多くが割かれています。
フランスのお宅にホームステイするまでは、一日じゅうダラダラとスナック菓子などを間食し続けるような食生活と、ビーチサンダルとTシャツといったラフな服装に慣れ親しんできたという著者。
ホームステイ先のご家族の生活ぶりは、そんな彼女とは対照的で、間食などにはそもそも興味がなく、普段の服装にさえもポリシーがあったようです。

スポンサーリンク

ワードローブと身だしなみ

さて今日は、同著の中から「ワードローブと身だしなみ」について書かれた部分をご紹介します。

本のタイトル「フランス人は10着しか服を持たない」からも分かる通り、著者は、ホームステイ先のご家族がそれぞれ10着ほどしか服を持っていないことにとても驚きました。

ちなみにこの10着には、コートやジャケットなどの上着類や、スカーフや帽子などのアクセサリー類、そしてTシャツやタンクトップなどのアンダーシャツは含まれていません。また1年を通して着る服をすべて合わせて10着ではなく、季節ごとに10着と考えているようです。
ただそうは言っても、10着というのは標準的な日本人の感覚からするとかなり少ないですよね。著者はアメリカ人ですが、驚く気持ちがよく分かります。

ホームステイ先のお家では、そもそも各人の部屋に備わっているワードローブが小さかったといいます。10着がぎりぎり入る程度の大きさで、著者が充てがわれた部屋のワードローブも例外ではありませんでした。
さらに著者によると、ワードローブが小さいのはなにもこの家の住人だけでなく、パリでは珍しくなかったようです。少ない服を着まわしながら生活している人は、パリでは意外に多かったそうなんです。

さて、それを知った著者は、郷に入っては郷に従えを実践しました。
まず著者は、服を10着に絞り、他のものを処分しました。

そして最後に残った10着をワードローブに仕舞い、実際に生活をしました。
すると、「意外と悪くない」と思ったそうです。
この時著者が体験した変化を、分かりやすく同著の中から抜き出して箇条書きにしてみました。

  1. クローゼットの扉を開けるのが嬉しくなった。
  2. 買い物欲がおさまった。
  3. 服の管理をしっかりと行うようになった。
  4. 何通りもの着こなしを考えられるようになった。
  5. いつも良い服ばかり着るようになった。

スポンサーリンク

著者によると、まず毎朝クローゼットを開けるのがダンゼン楽しくなったそうです。
お気に入りの10着がゆったりと収まっているところを見ると、気分が晴れやかになったと同著に記しています。

さらにそんな素敵な体験をすると、意外なことに買い物欲がおさまるそうです。
数着しか服がないと物足りなさを感じてしまいそうですが、著者によると、逆に整然としたクローゼットを維持するため、極力購入を控えるようになったというのです。

服は10着しかありませんから、必然的にクローゼットにはお気に入りの服ばかりが揃い、毎日そうした良い服ばかりを身につけることになります。もちろん数少ない服の着こなしに、頭を使うようになりますよね。

また以前のように「これはモッタイナイからまた今度着よう」なんて言っていられません。着ない服をクローゼットに溜め込むこともありません。

さらに服の洗濯も10着だったらまめに行うようになるはずです。そうしないと、着る服がなくなってしまいます。また好きな服だったら、たとえば料理をする際にはエプロンをつけるなどして汚れないようにしっかりと管理するようになりますよね。

なるほど。服を10着に限定すると、何だかいいことばかりが起こるみたい。「服10着」を実践していない私でも、著者の変化をなんとなく想像することができます。思い切ってクローゼットの中をスッキリとさせるのも悪くないですね。

【追記】
その後私は、服を10着以下に減らしました。
コチラの記事にその感想を簡単に記しましたので、合わせてご覧ください。

スポンサーリンク

画像引用元:the wardrobe by d.s.p

スポンサーリンク
食事を存分に楽しみつつ、健康な体を保つための4つのコツ。

先月(2014年10月)発売されたばかりの、「フランス人は10着しか服を持たない」という本を読みました。この本はアメリカ人の主婦が書いたもの...

クローゼットの整理術。「少ないけど良質の服を」が、今のトレンド。

クローゼットの中の服を減らした、シンプルな暮らしをすすめる本が、最近はとても人気があります。私はそうした本の影響で、クローゼットを自分でも驚...

ドミニック・ローホーさんに学ぶ、メークの意外な効果。免疫力がアップするそうです。

フランスの執筆家、ドミニック・ローホーさん。彼女は、モノを極力持たないシンプルな生活を提唱しています。ローホーさんの暮らしぶりって、とても好...

片付けられないと悩む前に、知っておきたい事。精神科医が教える「片付けないけど優秀な人」。

精神科医・奥田弘美さんの著書「精神科医が考えた忙しすぎる人のための「開き直り」の片づけ術」は、ちょっと変わった視点で書かれた片付けの本です。...

服は「一生もの」を選ぶのではなく、常にアップデートすることを考える。

今月(2014年11月)発売された『「あの頃より断然きれいじゃない?」と同窓会でささやかれる女の秘密』という本は、著者が出席した同窓会の話か...