わが家ではこれまで、毛先が広がった歯ブラシは、即処分して新しいものに取り替えていました。
でも、そんな使いにくくなった歯ブラシも、ひと手間かけると簡単に元通りになるようです。
今日は、古くなった歯ブラシの毛先を、新品のように真っ直ぐにする方法をご紹介します。
(一部情報元:日本テレビ「あのニュースで損する人得する人」坂上忍の家庭で試せるお役立ちテクを判定 2015年2月5日放映)
古くなった歯ブラシを新品のようにする方法
古くなった歯ブラシの毛先を、新品のように真っ直ぐにするためには、まず熱湯と冷水を用意します。
歯ブラシの毛先を真っ直ぐにする手順
- 湯を沸かして沸騰させる。
- ボールに氷水を入れる。
- 歯ブラシを熱湯の中で円を描くように30秒回す。
- 冷水につけて軽く回す。
情報元のテレビ番組では、坂上忍さんが実際にこの裏ワザを試しました。
見事に歯ブラシの毛先が真っ直ぐに戻っていました。
ところでなぜこのようにすると歯ブラシの毛先が元通りになるのでしょうか。
東海大学特任教授の滝川洋二さんによると、歯ブラシの毛がナイロン製であることが関係しています。
ナイロンには熱すると柔らかくなり、冷やすと堅くなる性質があります。
熱湯に入れることで歯ブラシの毛は熱で柔らかくなり、それをグルグル回すことで、均等に水圧がかかり真っ直ぐになります。
さらに冷やすことで真っ直ぐの状態で固定されるのだそうです。
理由を知ると、なるほどと思います。
毛先がナイロン製ではない歯ブラシには、残念ながら効果はないようです。
この裏ワザを使うと、歯ブラシの寿命をかなり延ばせそうですね。