米の保存方法。お米マイスターのおすすめは、米袋ごと圧縮袋に入れる。

公開: 更新:2016/08/26

米

東京目黒区にある米専門店「スズノブ」の店主・西島豊造さんは、テレビをはじめとした多くのメディアで紹介されている、人気の5つ星お米マイスターです。

今日は、お米を知り尽くした西島さんがすすめる、お米の鮮度を保つ保存法をご紹介します。

(情報元:TV「ジョブチューン」2015年2月7日放映)

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布団の圧縮袋に入れて米を保存

西島さんによると、米を新鮮な状態で保存する最も良い方法は、布団の圧縮袋(衣類用でも可)に入れることだそうです。
米は精米すると味がどんどん落ちていくので、真空パックにして眠らせます。

ただ真空パックにすると言っても、それほど手間はかかりません。米袋に穴をあけると、購入したての米袋に入ったままの状態で、圧縮袋に入れることができるようです。

米の保存法
  1. 米が入った米袋に、フォークでたくさん穴を開ける。
  2. 1を圧縮袋に入れて空気を抜く。
  3. 冷蔵庫の野菜室など涼しいところで保存する。

ちなみにこの方法を説明する際に使われたのは、ビニールの米袋に入った米でした。
西島さんは米袋の種類には言及していませんが、紙製などかさばる素材の米袋に入っている場合に限っては、多少の手間がかかっても、圧縮袋に米を移し替えた方がしっかり脱気されると私は思います。

ところで圧縮袋に米を入れる理由は、空気を遮断するためです。
西島さんのお店のHPに掲載されている米の保存方法によると、米は湿気・乾燥・暑さ・臭いに弱いそうです。ですからこれらの不都合な条件をなるべく排除するために米を真空パックにします。

ビニールの米袋などは、一見するとちゃんと密閉されているように見えますよね。でも実際は、ビニール製に限らずほとんどの米袋には、空気孔として小さな穴が袋のどこかにあいているそうです。
米袋のまま保存すると、この空気穴から米の水分が蒸発して乾燥したり、逆に湿気が入ってしまったりします。また近くに臭いが強いものがある場合は、それが米に移ってしまうこともあるかもしれません。
ですからこれらのことを避ける意味で、圧縮袋に入れて脱気します。

また圧縮袋に入れたら、涼しいところで保管することもとても大切なようです。圧縮袋を使って真空パックにしても、袋の内部は外気の温度変化に左右されてしまいます。
西島さんのお店のHPによると、米の保存には、冷蔵庫の野菜室くらいの温度が最も適しています。
ちなみにいくら涼しいからと言って、生米を冷凍保存するのはNG。米に含まれる水分が膨張して米を破裂させてしまうようです。

なお圧縮袋に入れて冷蔵保存したとしても、お米を美味しくいただくには、精米してから1月半程度で食べきるのが理想だそうです。

お米は意外とデリケートな食べ物なんですね。肉や野菜のように目に見えて腐ったりしないので、私はこれまでけっこう適当に扱っていました。

【追記】
西島さんがすすめる米の研ぎ方を、以前別ページで紹介したことがあります。下のリンク先も合わせてご覧ください。
お米マイスターが教える、ごはんが劇的に美味しくなる米の研ぎ方。

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画像引用元:豊国堂 おにぎり by Ryosuke Hosoi

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