圧力鍋を使った玄米の炊き方。2,3,4合。

玄米の圧力鍋を使った炊き方

レシピ動画

圧力鍋でもちもち食感!玄米の炊き方

圧力鍋を使った玄米の炊き方を解説します。

圧力鍋で玄米ご飯を炊くと、炊飯器で炊くよりも、もちもちした食感が出やすくなります。
また、圧力を高くするほど、もっちり感が強くなります。

玄米の量を選択

このレシピは、使用する玄米の量を選べるようになっています。
分量が変わっても、作り方はまったく同じです。

材料

玄米 2合
470ml(1.3倍)
小さじ1/4

炊き方

玄米を米専用カップで測る
玄米をボールに入れる
  1. ① 玄米を米専用カップ(180ml)を使って玄米をはかり、ボールに入れます。

玄米を入れたボールに水を注ぐ
水を注ぐ
玄米を拝み洗いする
10回こすり洗い
玄米を水ですすぐ
すすぐ
玄米をザルに上げる
ザルに上げる
  1. ② 玄米をきれいに洗ってザルに上げます。

玄米は、「拝み洗い」という洗い方をすると、効率良く洗えます。


手順は、次の通りです。

拝み洗いの手順
  1. ⓐ 玄米が2センチ程度かぶるくらいの水をボールに注ぎます。
  2. ⓑ 玄米を両手で軽くこすって洗います。
    具体的には、玄米をすくって、両手で挟むようにして軽く3回こする作業を合計10回繰り返します。
  3. ⓒ 流水をかけて手に付いた玄米を洗い流し、ボールに水をため、玄米を軽くゆすぎます。
  4. ⓓ ザルに上げて水気を切ります。
  5. ⓔ ⓐ〜ⓓの工程を合計3回繰り返します。

玄米を入れたボールに水を注ぐ
玄米を浸水させる
  1. ③-1 【玄米の食感を適度にいかしたい場合】
    この工程は省略して、浸水なしで炊きます。
  2. ③-2 【玄米を柔らかく炊きたい場合】
    玄米をボールに入れて、水(分量はレシピを参照)を加え、ラップをかぶせます。
    冷蔵庫に一晩置いて、浸水させます。

浸水させるか、すぐに炊くか

圧力鍋で玄米ご飯を炊くと、浸水させなくても、比較的食べやすい食感に仕上がります。
また、浸水させずにすぐに炊くと、玄米の味がしっかりと濃く感じられるというメリットもあります。

そのため、私は普段、圧力鍋で玄米を炊くときは、浸水させずに炊いています。

ただ、玄米特有の歯応えが苦手な方も一定数いらっしゃるので、そんな場合は、浸水時間を最長で一晩ほど取ってから炊くといいです。
玄米ご飯は、人によって好みの食感にかなり幅があるため、ケースバイケースで浸水させるか否かを選んでください。

水加減について

玄米を浸水させる場合は、炊くのに必要な量の水をあらかじめ加えておきます。

水の量は、玄米2合の場合はお米の量の1.3倍、3合の場合は1.2倍、4合の場合は1.1倍にするのがおすすめです。
玄米が少ない場合は水の量はやや多めに、玄米が多いときは水の量を控えめにすると、ちょうど良い食感に炊きあがります。

ちなみに、炊飯器の内釜の目盛りも同様です。
こちらも、米と水の量が比例しているわけではありません。


玄米を圧力鍋に入れて水を注ぐ
圧力鍋に塩を入れる
  1. ④-1 【浸水させなかった場合】
    圧力鍋に玄米を入れ、水(分量はレシピを参照)を注ぎ、塩を加えます。
  2. ④-2 【浸水させた場合】
    浸した水と一緒に玄米を圧力鍋に入れ、塩を加えます。

塩を加えるメリット

塩は必須ではありませんが、少量の塩を加えて炊くと、玄米の甘みが引き立ち、また、特有のクセも和らぎます。


圧力鍋のフタをする
圧力鍋を火にかける
  1. ⑤ 圧力鍋のフタをして、高圧モードにセットして火にかけます。

圧力と玄米の食感について

圧力鍋によって、同じ「高圧」でも圧力のかかり具合が若干異なります。

圧力が強ければ強いほど、もちもちとした食感が際立ちます。
逆に圧力が弱いと、比較的あっさりとした食感に仕上がります。


圧力がかかった状態の圧力鍋
圧力鍋を自然冷却させる
  1. ⑥ 圧力がかかったら、1分ほど火力をそのままにしてから、ごく弱火に落として30分炊きます。
    30分経ったら火を止めて、10〜15分ほどかけて蒸らしながら、圧力鍋を自然冷却させます。

すぐに火力を落とさない

圧力がかかったら、すぐに火力を落とさずに、そのまま1分ほどキープします。
そうすると、その後もしっかりと圧がかかり、玄米ご飯が美味しく炊けます。


圧力鍋の蓋を取る
玄米をしゃもじで混ぜる
  1. ⑦ 圧力が完全になくなったら、フタを取り外します。
    玄米ご飯をしゃもじでさっくりと混ぜたら完成です。

圧力鍋で炊いた玄米ご飯

圧力鍋で玄米を炊くと、短時間でもちもちとした食感に仕上がります。

また、炊飯器で炊く場合は、あらかじめ浸水させないと硬めの食感になりがちですが、圧力鍋の場合は、浸水なしでも比較的食べやすい食感に炊き上がります。

もし圧力鍋をお持ちでしたら、ぜひ活用してみてください。

【ひと言メモ】
  • おすすめの圧力鍋について追記します。
    以前、私はマクロビアンでした。
    マクロビアンとは、マクロビオティック(玄米菜食を中心とする食事法)を実践している人のことを指しますが、彼らの中には玄米を上手に炊く方がとても多いです。
    日本のマクロビアンに特に人気がある圧力鍋は、平和圧力鍋とフィスラー圧力鍋です。
    私も平和圧力鍋を使っていましたが、しっかりと強い圧力がかかり、とても使いやすい鍋でした。

    ちなみに、現在の私は、玄米も白米も両方食べているので、かなりリーズナブルなパール金属の圧力鍋を使っています。
    実際に使ってみた感想としては、やはり平和圧力鍋やフィスラー圧力鍋の方が使い勝手が良く、性能的にも上です。

    これから圧力鍋を買って玄米を炊きたい方は、ぜひ参考にしてください。

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