異性にモテたいなら、香水は自分で選ぼう

公開: 更新:2016/08/30

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 『「体臭」は消さずに補え!モテる香水の使いかた』、クーリエ・ジャポン2012年7月号のこの記事が、とても興味深かったのでご紹介します。どうやら、異性にモテるためには、香水は自分で選ぶのがベストのようですよ。

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体臭はコミュニケーションの大事な要素

 「体臭を抑えることは最低限のエチケット」、日々の生活を振り返ってみると、「体臭」は一般的にそんなふうにとらえられているように感じます。

 もし仮に「体臭が好きだ」という人がいたとして、私はそれがオカシイと言いたいわけではありません。そういった人がいてもいいのです。ただ、デオドラント商品が飛ぶように売れ、また、自分のニオイに深く悩んでいる人が多くいる現実を考えると、「体臭が好きだ」という気持ちを公然とアピールするのはなかなか勇気がいることですよね。

 とは言うものの、歴史をさかのぼると、必ずしも体臭は忌み嫌われるものではありませんでした。むしろ、コミュニケーションをとる上で、とても重要な要素の一つであったようなのです。

 クーリエ・ジャポンの記事によると、中世のヨーロッパでは、未婚の女性が脇の下にはさんだ林檎を意中の男性に贈る習慣があったそうです。ということはつまり、林檎に移された女性の香りに、男性を惹きつける魅力があると考えられていたということでしょう。

体臭を引き立たせるための香水

 そして、ここからが本題ですが、香水は、実は、もともと体臭ありきでつけるものだったそうです。

 私にはどうも、香水は体臭をカバーして隠すものというイメージがあります。しかし、実際はそうではないようなのです。香水は、その長い歴史のなかで、体臭を隠すためではなく、むしろ、それを引き立たせるために利用されてきたそうです。当然それは異性へのアピールを目的としていたことでしょう。

 もしほんとうに体臭に異性を魅了する力があるのだとしたら、いっそのこと、体臭の香りがする香水をつくればモテモテかも、そんな風に考えてしまいます。

 ところが、異性にモテる香りをつくることは、残念ながら、それほど簡単なことではないようなのです。なぜならば、人によって魅力を感じる体臭はさまざまだからです。体臭というのは、実は、遺伝子と密接な関係があるそうです。

体臭と遺伝子の深い関係

 最近の研究によって、体臭にはMHCという遺伝子が影響していることが分かってきました。私たち一人ひとりの中にあるMHCは、無数と言えるほどたくさんの種類があるMHC型のうち、たった1種類です。自分に近いMHC型を持った人は、体臭も同様に似ているそうです。

 大変興味深いことに、私たちは、自分とはまったく異なるMHC型をもつ異性に好意を抱く傾向があるそうなんです。これはつまり、私たちは、自分とはまったく異なる体臭を持つ異性に惹かれているということでもあります。

 なぜ私たちは、自分とは異なるMHC型の相手を好むのでしょうか。このことについては、「いろいろブログ」のこちらの記事で分かりやすく解説されています。

 その記事によれば、MHCには、もともとウイルスや病原菌などの外敵を排除する役割があるのですが、たった1種のMHC型では、その働きに限界があるそうです。しかしそこに異なるMHC型が加わることで、排除できる外敵の幅を増やし、免疫力をより向上させることができるのです。
 それはどう言うことかと言えば、型が異なるもの同士の子供は、2種のMHCが組み合わさることで、より高い免疫力が得られるということです。
 ちなみに、まったく異なるMHC型の異性というのは、同時に、血縁関係の遠い異性であり、このシステムは、近親交配を避ける働きも併せ持っているそうです。

 面白いですね。やっぱり人体は神秘です。こうしたシステムのおかげで私たちは生き残ってきたのでしょう。

 この話を知って分かったことは、私たちは、過剰に自分の体臭を抑えこむべきではないということです。好みの異性というのは、体臭を嗅ぎ分けて惹きつけられてくるのです。ですから、必要以上に体臭を抑えたり、取ってつけたような香りで誤魔化すのはナンセンスなんです。

 香水を選ぶ際には、自分の体臭を打ち消す香りを選ぶのではなく、体臭を補うような、また引き立たせるような香りを選ぶべきなのです。

自分の体臭に合った香水を選ぶ

 では、自分の体臭に合った香水は、どのようにして選べばよいのでしょうか。

 それはとても簡単です。自分が好きな香りを選べば良いのです。彼氏に選んでもらってはダメですよ。先ほどのクーリエ・ジャポンの記事には、それを裏づけるこんな研究が紹介されていました。

 男女137名に36の香りを評価させたところ、いずれも自分の体臭を抑えるのではなく補うタイプの香りを好み、それは彼ら自身のMHC型に合致したという。一方、恋人用に選んだ香りは恋人のMHC型と何ら関係がなかった。

 実は私たちは、自分の体臭が好きなんですね。香水に、自分の体臭と同質のにおいを嗅ぎ取っていたということです。

 以上のことから、異性にモテたければ、体臭を抑えすぎるのは逆効果です。そして、香水というのは、自分の体臭を補うものを選ぶべきなのです。そのために大事なことは、香水を自分の好みで選ぶこと。
 異性にモテたかったら、香水は自分で選びましょう!

参考資料
クーリエ・ジャポン 2012年8月号
恋愛と体臭の関係・・を調べてみたら
そもそも「体臭」って一体何だ?

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