パンを年間2千個食べるという、パンの達人・片山智香子さんがすすめる、「自宅のクロワッサンを名店の味に変える方法」をご紹介します。
クロワッサンを使った「チョコクロワッサン」と「新食感フレンチトースト」のレシピと、クロワッサンをサクサクに焼き上げる方法です。
(一部情報元:TV「バイキング」ひるたつ 2015年9月15日放映)
クロワッサンをサクサクにする裏ワザ
まずご紹介するのは、クロワッサンをサクサクにする方法です。
クロワッサンにグラニュー糖をかけ、アルミ箔で包んでオーブントースターで焼き上げます。
クロワッサン | |
グラニュー糖 |
- アルミ箔の上にクロワッサンをのせ、表面全体にグラニュー糖をまぶす。
その上から霧吹きやハケで水をかけ、グラニュー糖をクロワッサンに馴染ませる。 - アルミ箔で隙間なくしっかり包み、オーブントースター(800w)で3分焼く。
- アルミ箔からクロワッサンを取り出し、そのまま3分置いたらできあがり。
加熱した後に3分置くことで、水分が程よく飛び、よりサクサク感が増します。
チョコクロワッサンの作り方
次にご紹介するのは、「チョコクロワッサン」のレシピです。
クロワッサンに板チョコを挟んでアルミ箔で包み、オーブントースターで焼くだけで、表面はサクサク中はとろっとした、美味しい「チョコクロワッサン」が出来上がります。
クロワッサン | |
板チョコ |
- 水辺に2等分したクロワッサンに、板チョコを挟む。
- 1をアルミ箔で隙間なくしっかり包む。
- オーブントースター(800w)で3分加熱したらできあがり。
このクロワッサンを試食したタレントの坂上忍さんは、「これやばいよ。本当に美味しい。」と絶賛していました。
とろとろに溶けたチョコレートが、サクサクとした生地ととても良く合うようですよ。
好みでマシュマロを挟んだり、シナモンをふっても美味しいようです。
クロワッサンで作るフレンチトースト
最後にご紹介するのは、クロワッサンで作る新食感フレンチトーストです。
クロワッサンは生地の隙間が多いので、卵液が少なくて済む上に、卵液を素早く吸収するので時短になります。
クロワッサン | 2個 |
卵 | 1/3個 |
砂糖 | 大さじ1 |
牛乳 | 30cc |
- 卵・砂糖・牛乳をボールに入れ、よく混ぜる。
- クロワッサンは水平に2等分する。
- 2を1に浸す。
- フライパンを温め、中火で3分ほど焦げ目がつくまで焼いたら、できあがり。
クロワッサンの味と食感をいかした、サクサクふわふわなフレンチトーストができあがります。
なおフライパンで焼く際には、一般的にはバターを引きますが、クロワッサン生地にバターがたっぷり使われているので、要らないようです。
ところで片山さんによると、クロワッサンの本場・フランスの朝食をまねて、クロワッサンをカフェオーレにつけて食べるのもおすすめとか。
カフェオーレの苦みとクロワッサンの甘みがマッチして、とても美味しいそうです。
最後に片山さんがすすめる、「一生に一度は食べておきたい クロワッサン ベスト3」を簡単にご紹介します。
3店舗とも、東京にあります。
- 自由が丘にあるリチュエルの「クロワッサン」
- 東京・麹町にあるル・グルニエ・ア・パンの「クロワッサン」
- 東京・広尾にあるザ・シティ・ベーカリーの「プレッツェルクロワッサン」
1位と2位のクロワッサンは、軽くてサクサクとした食感が特徴で、3位は、コシのあるモチモチっとした食感が楽しめるそうですよ。