キャベツの外側の葉のレシピ。捨てるのはもったいない!外葉も栄養豊富。

キャベツの外側の葉のレシピ

レシピ動画

キャベツの外側の葉は、栄養がとても豊富なので、捨てずに料理に取り入れるのがおすすめです。

内側の葉と比べると、やや火が通りにくく食感が少ししっかりめに感じられますが、内側と同じように、スープにしたり炒めものにしたりすることができます。

この記事では、キャベツの外葉の食べ方とレシピをご紹介します。

キャベツの外葉の栄養

ビタミンC

キャベツの外側の葉は、内側よりもビタミンが豊富です。
外葉2〜3枚で、1日に必要な量のビタミンCが摂れるとも言われています。

ただ、ビタミンCは水溶性の栄養素なので、水を使って調理をすると、流れ出てしまいます。

ですから、茹でたりするよりは、蒸す方がおすすめです。

キャベツの外側の葉のレシピ(スープ)
もし水を使う場合は、スープや味噌汁などにして、汁ごと飲み干すと無駄がありません。

グルタミン酸

また、キャベツの葉は「グルタミン酸」という旨味成分が豊富なので、だし代わりにすれば、美味しい料理が作れます。

外葉はどこまでたべられるか

キャベツの外側の葉は、硬さや汚れが気にならなければ、すべて食べられます。

キャベツの外葉
ただ、あまりに硬そうだという場合は、一番外側の1枚くらいは捨ててしまうのもアリです。

農薬について

また、キャベツの外側の葉というと、農薬が気になるという方もいるかもしれません。

でも、それは大丈夫。
私は以前、農薬のことが気になって、専門家の方に話を聞きに行ったり、自分でも色々と調べたりしたことがありますが、結論から言うと心配しなくていいです。

あらかじめきれいに水洗いすれば、問題ありません。
日本では、そもそも人体に悪影響のあるものは認可されていないので、市販の野菜に付着している農薬の人体に対するリスクは、かなり低いです。

キャベツの外葉のレシピ

さて、この記事では、そんなキャベツの外側を使った簡単レシピを3品ご紹介します。

キャベツの外側の葉のレシピ(スープ)
外葉のスープ
キャベツの外側の葉のレシピ(ベーコン炒め)
外葉の炒めもの
キャベツの外側の葉のレシピ(メンチカツ)
外葉のメンチカツ
キャベツの外側
キャベツの外側の葉

キャベツの外側の葉のスープ

キャベツの外葉のスープ

まずご紹介するのは、「キャベツの外葉の和風スープ」のレシピです。

材料

2人分:調理時間5分
キャベツの外側の葉 100g(2枚程度)
2個
醤油 小さじ1
少々
A
和風だしの素 小さじ1
400ml

※かつおだし(400ml)でもOK。

作り方

  1. キャベツの葉をざく切りにし、芯も使う場合は薄切りにする。
  2. Aを鍋に入れ、火にかける。沸騰したらキャベツを加え、さっと火を通す。
    卵を割り入れ、フタをして2〜3分加熱し、卵を半熟に固める。
  3. 醤油と塩で味を整えたらできあがり。

キャベツの外側の葉は、生の状態では硬そうに見えますが、内側の葉と同じくらい短時間で火が通ります。

和風だしの素の代わりにコンソメを使って、洋風スープにしても美味しいですよ。

キャベツの外側の葉のベーコン炒め

キャベツの外葉炒め

こちらは、「キャベツの外側の葉のベーコン炒め」です。

材料

1〜2人分:調理時間5分
キャベツの外側の葉 100g(2枚程度)
ベーコン 1枚
大さじ1/2
大さじ1/2
塩こしょう 少々

作り方

  1. キャベツの葉をざく切りにし、芯も使う場合は薄切りにする。ベーコンを短冊切りにする。
  2. フライパンに油を入れ、ベーコンとキャベツを炒める。(焦げそうになったら火を弱める。)
    キャベツがしんなりしてベーコンに焼き色が付いたら、酒を回し入れ、炒め合わせる。
    塩こしょうで味を整えたらできあがり。

キャベツとベーコンは好相性。
ベーコンの旨味で、キャベツがとても美味しくいただけます。

お弁当のおかずとしてもおすすめです。

キャベツの外側の葉のメンチカツ

キャベツの外側の葉のメンチカツ

最後にご紹介するのは、「キャベツの外葉のメンチカツ」です。

キャベツの外葉のしっかりとした食感をいかすと、美味しいメンチカツができます。

材料

2〜4人分:調理時間20分
タネ
きゃべつの外葉 2〜3枚(150g)
豚ひき肉 200g
◎玉ねぎ 1/4個
◎にんにく 1/2かけ
◎パン粉 1/3カップ
◎卵 1/2〜1個
◎塩・こしょう 各適量
揚げ油 適量
小麦粉 適量
溶き卵 適量
パン粉 適量

作り方

  1. きゃべつは8ミリくらいの幅に切る。玉ねぎとにんにくはみじん切りにする。
  2. ◎の材料すべてをボールに入れ、手でよく混ぜる。全体がまとまったらきゃべつを加え、手でぎゅっとつかむように混ぜる。
  3. 2を4等分し、少し平たい円形に整え、小麦粉・溶き卵・パン粉の順に衣を付ける。
  4. 揚げ油を150度に温め、油をかけながらじっくり6〜7分揚げる。衣が色づいてきたら上下を返し、さらに4〜5分揚げる。
    最後に火を少し強め、全体をさっと揚げて表面をカリッとさせたらできあがり。

キャベツの外側の葉の切り方

キャベツの外葉は、8ミリくらいの少し太めに切ります。


キャベツの外葉を肉だねに混ぜる

そして、キャベツの葉を肉だねに混ぜます。


肉だねに衣を付ける

続いて、小麦粉・溶き卵・パン粉の順に衣を付けます。


キャベツの外葉のメンチカツを揚げる

揚げる際には、中までしっかり火が通るように、油を少し低めの温度に熱します。

もしザルをお持ちであれば、鍋にザルを重ねて、その上にメンチカツを置いて揚げると、鍋底から少し浮いた状態になるので、下面が焦げにくいです。


キャベツの外葉のメンチカツ

できあがりは、こんな感じ。
上の写真はボール状に形を整えていますが、もう少し平たい形にすると、中まで火が通りやすくなります。

ふんわりとしたジューシーな食感で、美味しくいただけます。


以上、キャベツの外側の葉のレシピについてお伝えしました。

外葉を料理に活用すれば、栄養を漏らさず摂れますし、そのうえ材料費の節約にもなります。
キャベツの外葉は、しっかりと火を通せば、美味しく食べられますよ。

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