料理研究家の平野レミさんが考案した、鍋のレシピをご紹介します。
「スタミナたっぷり坦々鍋」です。
鶏肉・厚揚げ・タケノコ・ニラなどの具材を担々麺風のスープで煮込んだお料理で、隠し味にピーナッツバターを加えます。
調理時間は20分程度。簡単に作れます。
(一部情報元:TV「発見!ウワサの食卓」お助けレミさん 2015年11月3日放映)
「スタミナたっぷり坦々鍋」の作り方
「スタミナたっぷり坦々鍋」のレシピです。
調理のポイントは、隠し味にピーナッツバターを加えること。
スープにコクが加わり、濃厚な味に仕上がります。
シメは、ライスペーパーを煮込んでいただきます。
鶏ももひき肉 | 150g |
長ネギ | 1本(100g) |
ニンニク | 大1かけ |
ゴマ油 | 小さじ2 |
豆板醤 | 小さじ1と1/2 |
鶏もも肉 | 大1枚(300g) |
鶏ガラスープ | 5カップ |
ピーナッツバター(チャンク) | 大さじ5 |
醤油 | 大さじ2 |
オイスターソース | 小さじ1 |
塩 | 小さじ1/4くらい |
厚揚げ | 小1枚(140g) |
タケノコの水煮 | 100g |
ニラ | 1束 |
ゴマ油 | 大さじ1/2 |
ライスペーパー | 適量 |
- 長ネギはみじん切りにする。ニンニクは潰してみじん切りにする。タケノコの水煮は、下茹でして一口大に切る。鶏肉・厚揚げは、一口大に切る。ニラは、6センチくらいの長さに切る。
- 【A】温めた鍋にゴマ油を引き、長ネギがしんなりするまで炒める。鶏ももひき肉・ニンニク・豆板醤を加え、ひき肉の色が変わるまで炒める。
- 【B】2に鶏ガラスープ・鶏肉を加え、沸騰したらアクを取り、中火で鶏肉に火を通す。ピーナッツバター・醤油・オイスターソース・塩で味をつける。
- 【C】3に厚揚げ・タケノコ・ニラの順に加え、仕上げにゴマ油を加えたらできあがり。
- 【シメ】残ったスープにライスペーパーを1枚ずつ加え、煮込んでいただく。
写真をもとに、レシピを説明します。
レミ流坦々鍋を作ってみた
まず鍋にゴマ油を引き、みじん切りにした長ネギを炒めます。
長ネギがしんなりしてきたら、鶏ひき肉・ニンニク・豆板醤を加え、肉の色が変わるまで炒めます。
さらに鶏ガラスープと鶏肉を加え、沸騰したらアクを取ります。
このまま鶏肉に火が通るまで、中火で煮込みます。
鶏肉に火が通ったら、ピーナッツバター・醤油・オイスターソース・塩で味をつけます。
ピーナッツバターは、けっこうたっぷり入ります。
そして厚揚げ・タケノコ・ニラの順に加え、さっと火を通します。
仕上げにゴマ油を回しかけたら、できあがり。
クリーミーでありながら、ピリッとした辛味も感じられる、坦々鍋の完成です。
調理は手間いらずで、それぞれの具材にさっと火を通す程度。
でも深いコクが感じられます。
長ネギやひき肉をあらかじめ炒めたことや、ピーナッツバターの風味が効いているようです。
たっぷり加えたニラの味が、スープによく合います。
レミさんがおっしゃる通り、スタミナがついて元気が出そうですよ。
シメは、残ったスープにライスペーパーを1枚ずつ加え、煮込んでいただきます。
私はこの日初めて、煮込んだライスペーパーを食べました。
これまで生春巻でしか食べたことがなかった、ライスペーパー。
鍋に加えると、お餅のようなトロっとした食感になります。
こんな一風変わったシメもいいですね。家族にも好評でした。
和風の鍋料理にも合いそうですよ。
ライスペーパーはさっと火が通りますし、保存も効くので、ストックしておけばいつでも使えて便利ですね。