グラタンのお薦めレシピをご紹介します。
おうち料理研究家の藤原美樹さんが考案した「フライパンまるごとグラタン」です。
鶏肉の代わりに車麩を使ったヘルシーで家計に優しいグラタンで、フライパン1つで簡単に作れます。
ちなみに、上の写真は、フライパンの代わりに土鍋を使っています。
車麩を使っている違和感はまったくありません。
とても食べやすい美味しいグラタンです。
(一部情報元:フジテレビ「バイキング」2015年11月13日放映)
材料
車麩 | 2枚(26g) |
玉ネギ | 1個 |
ほうれん草 | 1/2束 |
シメジ | 150g |
マカロニ ※ | 150g |
バター | 50g |
薄力粉 | 大さじ3 |
牛乳 | 800ml |
水 | 200ml |
顆粒コンソメ | 大さじ2 |
塩 | ふたつまみ |
黒コショウ | 適量 |
ピザ用チーズ | 150g |
- 茹で時間4分のマカロニがお薦め。
作り方
- 車麩は水に浸して戻し、水気を絞って一口大に切る。玉ネギは薄切りにする。シメジは石づきを取ってほぐす。
- 温めたフライパンにバターを溶かし、車麩・玉ネギ・シメジを強火で3分炒める。
- 小麦粉を加えて混ぜながら、牛乳を少しずつ注ぐ。続いて水も加える。
- 煮立ったらマカロニ・コンソメ・塩・コショウを加え、フタをせずに5分煮る。
- 食べやすい大きさに切ったほうれん草を加えて混ぜ、さらにチーズをのせて、フタをして2分加熱する。
仕上げに黒コショウを振ったらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。
まず、車麩(2枚)を戻します。
10分ほど水に浸しておくだけで、車麩は簡単に柔らかくなります。
戻したら水気をしっかり絞り、一口大に切ります。
そして、玉ネギ(1個)を薄切りにして、シメジ(150g)の石づきを取ってほぐします。
車麩で鶏肉を代用
このグラタンは、鶏肉の代わりに車麩を使って、材料費を節約します。
車麩は、柔らかいお肉のような食感に仕上がります。
次に、温めたフライパンにバター(50g)を溶かし、玉ネギ・シメジ・車麩を入れ、強火で3分ほど炒めます。
ちなみに、上の写真は、フライパンの代わりに土鍋を使っていますが、藤原さんはフライパンで調理していたので、フライパンとして説明します。
続いて、ホワイトソースを作ります。
まず、フライパンに薄力粉(大さじ3)を加え、ヘラでよく混ぜます。
次に、ヘラで具材を混ぜながら、牛乳(800ml)を少しずつ注ぎます。(上の写真)
牛乳を少しずつ加えると、ホワイトソースがダマになりません。
牛乳をすべて注いだら、水(200ml)を一気に加えます。
そして、しばらく火を入れ、ホワイトソースが煮立ったら、マカロニ(150g)・コンソメ(大さじ2)・塩(ふたつまみ)・黒コショウ(適量)を加え、フタをせずに5分加熱します。
フタをしないで煮ると、吹きこぼれる心配がなく、余分な水分が飛んでグラタンらしいとろみがつきます。
マカロニは下茹でしない
マカロニは下茹でせずに、ホワイトソースにそのまま加えて火を通すと、時短になります。
5分経つと、このように水分がかなり減り、とろっとした状態になります。
マカロニは、この段階で少し硬めくらいに茹で上がっています。
次に、食べやすい大きさに切ったほうれん草(1/2束)を加え、ヘラで混ぜます。
ピザ用チーズ(150g)を散らします。(上の写真)
そして、フタをして2分加熱し、チーズを溶かします。
仕上げに黒コショウ(適量)を振ったら完成です。
茹で時間が4分程度のマカロニが、これで完全に柔らかくなります。
このグラタンはフライパンで加熱するだけなので、表面に焼色はつきませんが、たっぷりのチーズとほうれん草が入っているので彩りがきれいですし、チーズのとろとろ食感が存分に楽しめます。
お肉を一切使わず、野菜をたっぷり使ったヘルシーなグラタンですから、これだったらお腹いっぱい食べても罪悪感がありません。
車麩は柔らかいお肉のような食感に仕上がります。
食べやすい味でとても美味しいですよ。
グラタンのおすすめレシピです。
ちなみに、藤原さんによると、車麩は、他の種類のお麸でも代用できるとのこと。
ただ、食感や見た目が一番鶏肉っぽく仕上がるのは、やはり車麩のようです。