温泉卵の作り方。温玉(おんたま)の基本レシピ。

温泉卵の作り方

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これが基本!温泉卵の作り方

温泉卵(温玉、おんたま)の作り方を解説します。

温泉卵は、卵の黄身だけをすこし固まらせ、白身はとろっとした状態に仕上げるお料理です。

温泉卵を上手に作るためのポイントは、低温調理です。
卵の黄身と白身はかたまる温度がそれぞれ異なり、黄身が約70度で凝固するのに対して、白身は約80度で凝固します。
そのため、温泉卵をつくる際には、卵を70度くらいの湯に浸し、その温度をキープしながら加熱することが大切です。

この記事では、温玉の基本の作り方のほかに、簡単な作り方もご紹介します。
どちらのレシピも、茹で時間は20分。
冷蔵庫から出してすぐの卵で作れます。

材料

調理時間23分
4個
1リットル

作り方

基本の作り方
  1. 鍋に湯を沸かし、温度計を使って70度にする。
  2. 冷蔵庫から出した卵(好みの個数でもOK)をそっと入れ、70度を保ったまま20分茹でる。
  3. 卵をすくって取り出し、たっぷりの冷水にひたして、殻を割る。
簡単な作り方
  1. 湯を十分に沸騰させて火を止めて、コンロの上に鍋をのせたまま、水を100ml加える。
  2. 冷蔵庫から出した卵(4個)をすぐにそっと入れ、フタをしてそのまま20分置く。
  3. 卵をすくって取り出し、たっぷりの冷水にひたして、殻を割る。

基本の作り方

基本の作り方の場合は、温度計を使います。

70度の湯を沸かす
70度の湯で卵を茹でる

鍋に湯を沸かし、湯の温度が70度くらいになったら、冷蔵庫から出した卵をそっと入れます。
そして、火加減を調整しながら、70度を保ったまま20分茹でます。

卵の個数は好みでOK

なお、この茹で方だったら、卵の数は1個でも2個でも何個でもOKです。
卵が完全に浸かるくらいの湯を使えば、一度に何個でも作れます。


簡単な作り方

温度計がない場合は、こちらの簡単な作り方を試してください。
沸騰した湯を水で冷ますことで、温泉卵作りに適した環境を簡易的につくります。

湯を十分に沸騰させる
湯に水を加える

まず、湯(1リットル)を十分に沸騰させて火を止めて、コンロの上に鍋をのせたまま、水(100ml)を加えます。


卵を湯の中にそっと入れる
鍋にフタをして放置する

そして、冷蔵庫から出した卵(4個)を網杓子などですぐにそっと入れ、フタをして、そのまま20分置きます。

この茹で方の場合は、卵の量は4個くらいが適量です。


卵を冷水につける
卵の殻を割る

20分経ったら、卵をすくって取り出し、たっぷりの冷水にひたして、殻を割ります。

殻の割り方は、基本的には、生卵と変わりません。
平らな場所に卵を軽く打ち付けて、殻の割れ目に親指を入れて左右に開き、温泉卵を取り出します。

なお、この加熱し終えた後の工程は、先に紹介した基本の作り方も同じです。


温泉卵

できあがった温泉卵は、白身はとろっとしていて柔らかく、黄身は、半熟の状態よりもすこしだけ硬めに仕上がります。
だし醤油や普通のお醤油をかけるだけで、つるんと美味しくいただけますよ。

なお、この温泉卵の賞味期限は、冷蔵保存で3日ほどです。


温泉卵の簡単で早い作り方

ところで、温泉卵を短時間で簡単に作りたいのなら、電子レンジを使うという手もあります。

レンジでの調理時間は1分ほど。
かなり時短になりますし、温泉卵が1個だけ欲しい時にも便利です。

ただ、レンジを使うと、黄身も白身も同じくらいとろっと柔らかく仕上がります。
鍋でつくる方が、黄身と白身の食感にコントラストが生まれて、本来の温泉卵に近い仕上がりになりますが、そうした細かいことを気にしないのであれば、レンジで作るのも十分ありです。

簡単で早い温泉卵の作り方
レンジを使った温泉卵の作り方」は、リンク先を参考にしてください。
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