家事えもんの、すき焼きのレシピ。長ねぎの甘みをいかします。

すき焼き レシピ

家事えもんこと、タレントの松橋周太呂さんが考案した、すき焼きのレシピをご紹介します。

「家事えもん流 新定番すき焼き」です。

割り下には、砂糖を使いません。
その代わりにネギの自然な甘みをいかします。

またシメは牛乳やチーズを加え、一風変わったクリームパスタにします。

このすき焼きは、是非シメまで一緒に作ってみてください。
すき焼きらしからぬさっぱりとした味つけと、シメのパスタのクリーミーな味わいの対比が新鮮で、とても面白いですよ。

(一部情報元:日本テレビ「あのニュースで得する人損する人」家事えもんのかけ算レシピ 2016年11月24日放映)

新定番すき焼きの作り方

すき焼き レシピ

「家事えもん流 新定番すき焼き」のレシピです。

レシピの分かりにくい工程は、後ほど写真をもとに説明します。

材料【2〜3人分:調理時間30分】
ねぎジャム
長ネギ 1本
みりん 大さじ1
ジューシーねぎ
油揚げ 2枚
長ネギ 2本
割り下
酒(だし汁で代用可) 200ml
みりん 150ml
醤油 50ml
その他の具材&卵
すき焼き用牛肉 200g
焼き豆腐 1/2丁
白菜 2〜3枚
レタス 1個
シラタキ 1袋
2〜4個
シメのパスタ
牛乳 150〜200ml
パスタ(茹でたもの) 200g
とろけるチーズ 100g
和風だし 小さじ1/2(※)
ラー油 適量

※汁の残り具合によって量を加減する。

作り方
  1. 【ねぎジャムを作る】長ネギ(1本)は青い部分も含めてみじん切りにし、耐熱ボールに入れる。みりんを加えてラップをし、電子レンジ(600w)で6分加熱する。よく混ぜる。
  2. 【ジューシーねぎを作る】油揚げは長辺1辺を繋げた状態で開き、長辺と同じ長さに切った長ネギ(白い部分)を1本のせて巻く。楊枝を等間隔に5本刺し、楊枝の間で切る。
  3. 焼き豆腐は8等分に切る。白菜は5センチ幅に横に切り、縦に千切りにする。レタスは6〜8等分に切る。シラタキは食べやすい長さに切る。
  4. 【すき焼きを作る】割り下の材料すべてと1を鍋に入れ、煮立たせる。
    2・牛肉・焼き豆腐・シラタキを加えて火を通し、さらに白菜・レタスを加えてさっと煮る。
  5. 卵は卵黄と卵白に分け、卵白は1個分につき塩(ひとつまみ:分量外)を加え、泡立て器で泡立ててメレンゲにする。
    メレンゲを器に入れ、中央に卵黄をのせる。
  6. 4に5を添えたらできあがり。
  7. 【シメのパスタを作る】6の鍋の残りに牛乳を加え、ひと煮立ちさせる。和風ダシ・パスタ・とろけるチーズを加え、よく混ぜたらできあがり。
    好みでラー油を加えると、また違った味が楽しめる。

工程1・2・3・5を、写真をもとに説明します。

新定番すき焼きの作り方

すき焼き レシピ

【工程1】
まず「ねぎジャム」を作ります。

長ネギ(1本)は青い部分も含めてみじん切りにし、耐熱ボールに入れます。

そしてみりんを加えてラップをし、電子レンジ(600w)で6分加熱します。
よく混ぜたら、ねぎジャムの完成。

家事えもんによると「ねぎジャム」は、すき焼きだけでなく、カレーやシチュー、肉ジャガ、オムレツなどに加えても美味しいそうです。

【調理のポイント】
長ネギは、細かく刻んで加熱すると、甘みが増します。

長ネギの甘みを引き出した「ねぎジャム」を割り下に加えると、砂糖を使わないヘルシーなすき焼きが作れます。

すき焼き レシピ

【工程2】
次に、具材の1つ「ジューシーねぎ」を作ります。

まず写真左のように、長辺1辺を繋げた状態で、油揚げを開きます。
そして、長辺と同じ長さに切った長ネギ(白い部分)を1本のせて巻きます。
もう1枚の油揚げも同じように開き、ネギを巻きます。

次に写真右のように、油揚げの巻終わりを楊枝5本で止め、楊枝の間で切り分けます。

【調理のポイント】
長ネギを油揚げで巻くと、味が染みやすく、煮崩れを防ぐこともできます。

すき焼き レシピ

【工程3】
続いて、他の具材を切ります。

焼き豆腐は8等分し、白菜は5センチ幅に横に切り、さらに縦に千切りにします。
レタスは6〜8等分のくし切りにし、シラタキは食べやすい長さに切ります。

【工程4】
具材がすべて揃ったら、上のレシピ通りに鍋ですき焼きを作ります。

すき焼き レシピ

【工程5】
続いて、すき焼きに添える卵にひと手間かけます。

卵は卵黄と卵白に分け、卵白は1個分につき塩(ひとつまみ:分量外)を加え、泡立て器で泡立ててメレンゲにします。

泡立て器でメレンゲなんて面倒と思うかもしれませんが、塩を少し加えるだけで、卵が簡単に泡立つようになります。
1分〜1分半も混ぜていれば、しっかり角が立ったメレンゲが出来ますよ。

そしてメレンゲを器に入れ、中央に卵黄をのせます。
これですき焼きを食べます。

【調理のポイント】
すき焼きに添える卵は、卵白を泡立て、メレンゲにします。

メレンゲの中にお肉を入れると、ふわふわの泡でコーティングされるので、冷めにくくなります。

すき焼き レシピ

【工程6】
出来上がったすき焼きに、卵を添えたらできあがり。

野菜の甘みをいかした、さっぱりとした優しい味のすき焼きが出来ます。

丸々1個使ったレタスのシャキシャキとした食感が新鮮です。
レタスはさっと火を通すだけで一気にかさが減るので、2〜3人でぺろっと食べられます。

また油揚げとネギで作った「ジューシーねぎ」は、油揚げに割り下がしっかり染み込むので、短い煮込み時間でも美味しく仕上がります。

すき焼き レシピ

ひと手間かけた卵は、メレンゲがとてもいい感じです。

すき焼きをごく普通に生卵でいただくと、黄身の存在感におされ、白身はどうしても脇役っぽくなりがちです。
でもこのすき焼きは、白身も黄身と同じくらい魅力的です。

メレンゲのふわっとした口当たりが加わることで、いつものすき焼きがまったく違う別のお料理になったような気がします。
黄身のとろっとした食感との対比が際立ちますし、卵が具材に絡みやすいところも良いと思います。

すき焼き レシピ

そしてシメにいただくクリームパスタがまた、すき焼きのシメらしからぬ味で斬新です。
とろけるチーズをたっぷり加えて作るので、濃厚でクリーミーです。

家事えもんのすき焼きを作ったら、是非シメも一緒に楽しんでください。

さっぱりとしたすき焼きの後に、濃厚なクリームパスタ。
まったく違った2パターンの味が一度に楽しめて面白いですよ。

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