料理研究家の浜内千波さんが考案した、卵焼きのレシピをご紹介します。
「ふわふわとろ〜り 豆腐玉牛乳あんかけ」です。
豆腐を使ったふわふわの卵焼きで、牛乳で作った餡をかけていただきます。
調理はとても簡単です。
豆腐は水切りせずにそのまま使います。
素材の味を存分にいかした、優しい味わいの卵焼きが出来ますよ。
(一部情報元:TBSテレビ「おびゴハン!」2016年12月21日放映)
ふわふわ卵焼きの作り方
「豆腐玉 牛乳あんかけ」のレシピです。
卵 | 4個 |
豆腐 | 1丁(300g) |
塩 | 小さじ1/2強 |
コショウ | 少々 |
牛乳 | 200ml |
水溶き片栗粉 | 大さじ1強 |
万能ネギ | 適量 |
- 卵をボールに割り入れ、塩・コショウをして軽く溶く。
豆腐は水洗いし、手で砕いてボールに入れ、よく混ぜる。 - フライパンに油を引かずに1を入れ、ヘラで混ぜながら半熟状にする。
平たい円形に整えたら、フタをする。
フタに水滴がつき、水滴が落ちるようになったら、火を止めて2分待つ。 - 卵に皿をかぶせ、フライパンごとひっくり返して皿に取り出す。
- 【牛乳の餡を作る】牛乳をフライパンに入れ、ひと煮立ちさせる。塩・コショウで味付けし、水溶き片栗粉でとろみを付ける。小口切りにした万能ネギを混ぜる。(※上の写真は、万能ネギを餡に混ぜずに、トッピングしています。)
- 3の上に4をかけたらできあがり。
工程1では、手で砕いた豆腐を卵液に混ぜます。
豆腐は、さっと水洗いしてから使います。
このひと手間をかけるだけで、豆腐の汚れや臭みがきれいに落ちて、美味しくなります。
洗った豆腐は、面倒な水切りをせずに、そのまま卵液に加えます。
豆腐の水分が入ると、卵がふわふわに仕上がります。
工程2では、豆腐を混ぜた卵液を、油を引かずにフライパンで焼きます。
まずヘラで混ぜながら半熟状になるまで加熱し、ほど良い固さになったら、平たい円形に整えます。
そしてフタをして、しばらく加熱します。
フタについた水滴が、フライパンの上に落ちるようになったら火を止め、そのまま2分ほど置くと、フライパンから卵がはがれやすくなります。
フライパンには油を引かず、ノンオイルのヘルシーな卵焼きを作ります。
火を止めたらそのまま2分置くと、油を引いていなくても、卵焼きは簡単にフライパンからはがれるようになります。
卵と豆腐と牛乳。それぞれの持ち味を存分にいかした、優しい味の卵焼きができます。
食感はふわふわで、いくらでも食べられそうな、飽きの来ないシンプルな味付けです。
ノンオイルですからヘルシーですし、栄養面でも優れているようですよ。
浜内さんによると、卵は完全栄養食品と言われるほど栄養価が豊富ですが、「ビタミンC」と「食物繊維」だけが足りないとのこと。
この卵焼きは、「食物繊維」の豊富な豆腐を使うことで、欠けた栄養の一部を補うレシピになっているそうです。
ところで最後に、ふわふわになる卵焼きのレシピをあともう2品ご紹介します。
日本料理の名店「分とく山」の総料理長・野﨑洋光さんが考案した「水入り卵焼き」と、「たまごサンド」が看板メニューの「天のや」が考案したレンジを使った「卵焼きの作り方」です。
野﨑さんの卵焼きは、卵自体の風味が濃く感じられるのが特徴で、天のやの卵焼きは、サンドイッチにした時に食パンのふんわり感とよく合います。
この2品もおすすめですよ。