酒粕を使った茹で豚のレシピをご紹介します。
料理研究家の山脇りこさんが考案した「ほろよい豚」です。
豚のブロック肉を酒粕と昆布で煮込んだお料理で、豚肉はほろほろっとした食感に仕上がります。
ご馳走感があるお料理なので、パーティーやお正月におすすめです。
(一部情報元:日本テレビ「キューピー3分クッキング」お正月レシピ 2016年12月27日放映)
酒粕と豚肉のレシピ
「ほろよい豚」のレシピです。
豚肩ロースブロック肉 | 2本(1kg) |
クレソン | 適量 |
酒粕 | 300g |
だし昆布 | 40g |
塩 | 小さじ1と1/2 |
水 | 1.5リットル |
おろしショウガ | 小さじ2 |
醤油 | 大さじ2 |
豚肉のゆで汁 | 大さじ2 |
梅肉 | 1個分 |
粗挽きマスタード | 大さじ2 |
醤油 | 小さじ2程度 |
- 酒粕は適当な大きさにちぎる。Aを鍋に入れ、30分ほど置く。
- 1に豚肉を加え、クッキングシートで落し蓋をし、中火にかける。
煮立ったら弱火にし、そのまま45分茹でる。(竹串を刺して透明の汁が出てきたら、茹で上がり。)
落し蓋をしたまま火からおろし、人肌になるまで冷ます。 - 【たれを作る】2種類のたれの材料をそれぞれ混ぜる。
- 2を少し厚めに切って皿に盛り、3を添えたらできあがり。
写真もとにレシピを簡単に説明します。
まず酒粕(300g)・だし昆布(40g)・塩(小さじ1と1/2)・水(1.5リットル)を鍋に入れ、30分ほど置きます。
昆布から旨味を出し、酒粕を少し溶かすためです。
30分経ったら豚肩ロースブロック肉(1kg)を加えます。(上の写真)
※写真はレシピの半量で作っていますが、レシピ通りの分量で説明します。
そしてクッキングシートで落し蓋をし、この状態で45分ほど茹でます。
45分経ったら、竹串で刺してみて、肉汁が透明だったら茹で上がり。
そのまま人肌になるまで冷ますと、しっとり仕上がります。
ほろほろっとした食感の、美味しい茹で豚が出来ます。
「ほろよい豚」というレシピ名になっていますが、酒粕の味はしません。
酒粕によって豚肉の臭みが取れ、旨味が際立ちます。子供でも食べやすいですよ。
このお料理は、煮汁ごと保存容器に入れ、上からクッキングシートをぴったりかぶせておくと、冷蔵庫で4日ほど保存出来るので、常備菜としてもおすすめです。
ちなみに残った煮汁は、塩気を補うと、スープとして美味しくいただけるそうですよ。