茹でないパスタのおすすめレシピをご紹介します。
料理愛好家の平野レミさんが考案した「すい鶏パスタ」です。
鶏肉と和風だしの旨味をいかした、フライパン1つで作れる簡単パスタです。
ちなみにメニュー名の「すい鶏パスタ」には、3つの意味が込められています。
1つは、具材と一緒にパスタを煮込むので、パスタが旨味を「吸い取る」ということ。
そして、残りの2つの意味は「鶏」という言葉にあります。
「鶏」には、具材の1つである「鶏」と、2017年の干支「酉(とり)」の2つの意味が込められています。
このパスタは、酉年のお正月のレシピとして、テレビで話題になりました。
調理時間は13分です。
(一部情報元:TBSテレビ「白熱ライブ ビビット」お正月簡単レシピ 2016年12月28日放映)
すい鶏パスタの作り方
「すい鶏パスタ」のレシピです。
鶏モモ肉 | 1/2枚 |
ズッキーニ | 1本 |
完熟トマト | 1個 |
ニンニク | 1片 |
和風だしパック | 1袋 |
水 | 2カップ |
バター | 20g |
醤油 | 大さじ1/2 |
パスタ(フェデリーニ) | 140g |
卵 | 1個 |
塩 | ひとつまみ |
柚子コショウ | 適量 |
- 鶏モモ肉はそぎ切りにし、ズッキーニは半月切りにする。
トマトはヘタを取って横半分に切る。ニンニクは叩いて潰す。 - フライパンにAを入れ、火にかける。
沸騰したらパスタを半分に折って加え、フタをして、時々混ぜながら7分加熱する。水気が無くなりパスタがほど良いかたさになったら、だしパックを取り出す。Bを加え、味を整える。 - 卵と塩を耐熱ボールに入れてよく混ぜ、ラップをせずにそのまま、電子レンジで60秒加熱する。菜箸で混ぜ、炒り卵のように細かくする。
- 2を皿に盛り、3をトッピングする。柚子胡椒を添えたらできあがり。
工程2でパスタを加熱する際、汁気が無くなってもパスタがまだ硬いようでしたら、お湯を少し足して、火を通してください。
だしの味がしっかり染みた、美味しいパスタが出来ます。
具材とパスタを一緒に煮込むと、味が染みる反面、風味や食感が全体的にまとまり過ぎるため、ぼんやりとした味になりがちです。
でもこのレミさんのパスタは、炒り卵と柚子胡椒を加えることで、味と食感に幅を出しています。
柚子胡椒は、すごく良いアクセントになりますよ。
ところで当サイトでは、レミさんの茹でないパスタをあともう1品紹介しています。
「茹でないパスタ」です。
トマトやカブやチョリソーを具材にしたパスタで、今回ご紹介したパスタと同じく、柚子胡椒の風味がアクセントになっています。こちらもおすすめです。
またテレビで話題になったパスタ料理を取り上げた「パスタの人気レシピ34品まとめ」でも、レミさんのお料理を紹介していますので、合わせてご覧ください。