
行列が出来る人気ハンバーグ店「ミート矢澤」の福島亮シェフが考案した、ミートボールのレシピをご紹介します。
同店のハンバーグの作り方をいかした、ふんわりとした優しい味のミートボールです。
(一部情報元:フジテレビ「ノンストップ!」2017年1月9日放映)
ミートボールの作り方

「ミートボール」のレシピです。
牛ひき肉 | 400g |
イタリアンパセリみじん切り | 15g |
薄力粉 | 適量 |
揚げ油 | 適量 |
卵 | 2個 |
牛乳 | 65cc |
おろしニンニク | 2片分 |
粉チーズ | 20g |
乾燥パン粉 | 大さじ6 |
ナツメグ | 3g |
塩 | 小さじ1 |
黒コショウ | 2g |
ニンニクみじん切り | 2片分 |
オリーブオイル | 適量 |
ホールトマト | 1缶(400g) |
バジルの葉 | 10枚 |
塩 | 小さじ1/2 |
- Aをボールに入れてよく混ぜる。ひき肉とパセリを加え、粘りが出るまで手で混ぜる。
- 1を12等分し、手で叩いて空気を抜きながら丸め、薄力粉をまぶす。
- フライパンに2センチほど揚げ油を入れ、175度くらいに温め、2の表面がカリッとするまで揚げる。途中で油をかけたり転がしたりしながら、表面全体に焼き色をつける。(中まで完全に火を通す必要はない。)
バットに取り出し、油を切る。 - 【トマトソースで煮る】ニンニクとオリーブオイルを鍋に入れ、中火で香りを出す。
軽く潰したトマト缶・手でちぎったバジルの葉・塩(小さじ1/2)・3を加え、ひと煮立ちさせる。フタをして弱火で45分煮込んだらできあがり。

調理のポイントは、つなぎ(材料A)を先に混ぜること。
よく混ぜてからひき肉と合わせると、味が均一になります。
ちなみに同店のハンバーグも、同じようにつなぎを先に混ぜるそうです。

また工程3では、フライパンに2センチくらいの油を注ぎ(ミートボールの頭が少し出るくらいの量)、表面をこんがりと揚げます。
この段階で、ミートボールの中まで完全に火を通す必要はありません。

焼き色をつけたミートボールは、トマトソースと合わせ、弱火で45分ほど煮込みます。

見た目はけっこう肉々しいので、同店の肉の魅力が凝縮されたハンバーグを思い出しますが、お味の方は全然違います。
牛肉400gに対し、つなぎ(卵2個&パン粉大さじ6など)やハーブをたっぷり使っていることもあり、意外とあっさりしています。
じっくり煮込んで酸味を飛ばした優しい味のトマトソースと、卵とチーズの風味をいかしたマイルドな味わいのミートボール。
ご年配の方にもウケそうな、穏やかな味付けです。
また食感はふんわり軽やかで、とても食べやすいです。

つなぎをたっぷり使っているため、肉の使用量の割に、ボリュームもあります。
2人で思う存分、お腹いっぱい食べられます。
ヘルシーかつ経済的なかさ増しレシピとしても、おすすめですよ。