おしゃれな牛すじカレーのレシピをご紹介します。
料理研究家の栗原心平さんが考案した「とろとろ牛すじとトマトのWソースカレー」です。
牛すじカレーにトマトソースを合わせた、Wソースでいただく一品です。
舌にまとわりつくようなとろとろの牛すじに、爽やかなトマトソースがよく合いますよ。
(一部情報元:テレビ東京「男子ごはん」 2017年1月15日放映)
牛すじカレーの作り方
「とろとろ牛すじとトマトのWソースカレー」のレシピです。
レシピの全工程は、後ほど写真をもとに説明します。
牛すじ肉 | 400g |
白ワイン | 100cc |
水 | 2リットル |
ローリエ | 2枚 |
カレールウ | 4かけ |
ご飯 | 4人分 |
チリパウダー | 好みで適量 |
ウスターソース | 大さじ1 |
カレー粉 | 小さじ1 |
醤油 | 小さじ2 |
塩 | 小さじ1/2 |
カリフラワー | 1/2株 |
シメジ | 1パック |
玉ネギ | 1/4個 |
ニンニク | 1片 |
オリーブオイル | 大さじ1 |
ホールトマト | 1缶(400g) |
塩 | 小さじ1/2 |
黒コショウ | 適量 |
白ワイン | 大さじ2 |
水 | 50cc |
ローリエ | 1枚 |
- 【食材を切る】牛すじは食べやすい大きさに切る。
カリフラワーは小さめの小房に分ける。シメジは石づきを取り、長さを半分にしてほぐす。玉ネギは粗みじん切りにし、ニンニクはみじん切りにする。 - 【牛すじを茹でる】鍋に湯(分量外:適量)を沸かし、牛すじを入れる。沸騰してアクが出たらザルに上げ、茹で汁を捨てる。
牛すじ・白ワイン・水・ローリエを鍋に入れ、強火にかける。沸騰したら弱火にし、フタを少しずらして2時間〜2時間半茹でる。 - 【トマトソースを作る】鍋を熱してオリーブオイルを引き、ニンニクを中火で炒める。
ニンニクの香りが立ったら玉ネギを加え、透明になるまで炒める。さらにシメジとカリフラワーを加え、油を回す。
続いてホールトマトとBを加え、フタをしてたまに混ぜながら5分煮る。塩・コショウで味を整える。 - 【牛すじカレーを作る】2を牛すじと茹で汁に分け、茹で汁を600ccにする。足りなかったら水(適量)を足す。
鍋に牛すじと茹で汁を戻して火にかけ、煮立ったらカレールウを溶き混ぜる。少し煮詰めてとろみをつけ、Aで味を整える。 - ご飯を皿に盛り、4をかける。その上に3をのせ、好みでチリパウダーを振ったらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。
牛すじカレーの作り方
【工程1】
最初に食材を切ります。
まず牛すじは、食べやすい大きさに切ります。
そしてカリフラワーは小さめの小房に分け、シメジは石づきを取って長さを半分にし、ほぐします。
さらに玉ネギは粗みじん切りにし、ニンニクはみじん切りにしておきます。
【工程2】
次に、牛すじを茹でます。
まず鍋に湯(分量外:適量)を沸かし、牛すじを入れます。
沸騰してアクが出たら、ザルに上げ、アクと茹で汁を捨てます。
牛すじは、沸騰させた湯に入れ、一度茹でこぼします。
熱い湯に冷たい牛すじを入れると、アクや臭みをしっかり取ることができます。
牛すじをザルに上げたら、再び鍋に戻し入れ、白ワイン・水・ローリエを加え、強火にかけます。
そして沸騰したら弱火にし、フタを少しずらして2時間〜2時間半ほど茹でます。
肉質が硬い牛すじは、長時間煮込むと柔らかくなり、だしも出やすくなります。
ちなみに茹で時間を短縮したい場合は、圧力鍋を使うといいですよ。
【工程3】
続いて、トマトソースを作ります。
まず鍋を熱してオリーブオイルを引き、ニンニクを中火で炒めます。
ニンニクの香りが立ったら玉ネギを加え、透明になるまで炒めます。
さらにシメジとカリフラワーを加えて油を回し、ホールトマトとBを加え、フタをしてたまに混ぜながら5分煮ます。
仕上げに塩・コショウで味を整えたら、トマトソースの完成です。
【工程4】
最後に牛すじカレーを作ります。
まず工程1で茹でた牛すじを、牛すじと茹で汁に分け、茹で汁を600ccにします。(足りない場合は、水を足します。)
ちなみに茹で汁は、美肌に良いコラーゲンが豊富なので、残った場合は、捨てずに他の料理に使うといいですよ。
野菜を加えて冷やすだけで、ゼリー寄せや煮凝りといった、手の込んだ風の一品が出来ます。
さて、牛すじと茹で汁(600cc)を鍋に戻し入れたら、火にかけます。
そして煮立ったら、カレールウを溶き混ぜます。少し煮詰めてとろみをつけ、Aで味を整えたらカレーの完成です。
【工程5】
ご飯を皿に盛り、牛すじカレーをかけます。
そしてその上にトマトソースをのせ、好みでチリパウダーを振ったらできあがり。
牛すじカレーは、舌にまとわりつくようなとろとろ牛すじの重厚感が印象的。ちょっぴりビターテイストな大人の味に仕上がります。
またトマトソースは、カレーの良いアクセントになっています。
全体的に少し重めでまったりとした味わいのカレーに、トマトの爽やかな酸味とカリフラワーの軽い食感が新鮮ですよ。