
ミシュランシェフが考案した、タケノコご飯の簡単レシピをご紹介します。
和食の名店「季旬 鈴なり」の店主、村田明彦さんの「鶏皮入りタケノコごはん」です。
タケノコは水煮を使うので、手間なしで一年中作れます。
こんがりと焼いた鶏皮を混ぜ込んだ、優しいコク味のある一品です。
(一部情報元:TBSテレビ「おびゴハン!」2017年4月3日放映)
たけのこご飯の作り方

「鶏皮入りタケノコごはん」のレシピです。
タケノコの水煮 | 1/2本(100g) |
鶏皮 | 2枚 |
ワケギ | 3〜4本 |
米 | 2合 |
ゴマ油 | 少々 |
だし汁・酒・薄口醤油を20:1:1の割合で混ぜたもの(※) | 400ml |
酒 | 大さじ2 |
みりん | 大さじ1 |
醤油 | 小さじ2 |
※だし汁450mlに薄口醤油と酒(どちらも大さじ1と1/2)を加え、400mlだけを使用する。
- タケノコの水煮は、6〜7ミリ厚の少し大きめの一口大に切る。
熱したフライパンにゴマ油を引き、タケノコの表面に少し焼き色をつける。 - 米を研ぎ、ザルに上げる。
米・1・だし汁と酒と薄口醤油を混ぜたものを炊飯器に入れ、普通に炊く。 - 鶏皮は細かく刻み、ゴマ油を熱したフライパンで炒める。
カリカリになったら余分な脂をキッチンペーパーで拭き取り、Aを加え、汁気が少なくなるまで煮詰める。
ワケギは小口切りにする。 - 炊き上がったご飯に3の鶏皮とワケギを混ぜたらできあがり。

調理のポイントは2つあります。
1つめは、タケノコの水煮をあらかじめゴマ油で焼くこと。(工程1)
タケノコの水煮臭さが和らぎます。
少し焼き目をつけると、香ばしさが加わり、見た目も良くなります。
2つめは、鶏皮を炒めたら、余分な脂をキッチンペーパーで拭き取ること。(工程3)
鶏皮から出た脂には臭みがあるので、きれいに取り除きます。
鶏皮は、少し色づいてカリカリになるまで炒めます。

甘辛く味付けした鶏皮と、ワケギのネギ特有の香りがアクセントになった、味わい深いタケノコご飯が出来ます。
タケノコの水煮で簡単に作ったとは思えない、上品な味が魅力ですよ。