春巻きの超おすすめレシピをご紹介します。
中華の名店「やまの辺」の山野辺仁シェフが考案した「海老とニラの春巻き」です。
この春巻きは、皮と具の間に海苔を挟むので、冷めてもパリパリ感が持続します。
お弁当にぴったりです。
またエビのプリッとした歯応えも良く、お味の方も本格的。
中華の名店の味が、家庭でも手軽に楽しめますよ。
(一部情報元:TBSテレビ「おびゴハン!」2017年4月20日放映)
海老とニラの春巻きの作り方
「海老とニラの春巻き」のレシピです。
レシピの全工程は、後ほど写真をもとに説明します。
むきエビ | 100g |
豚ひき肉 | 50g |
ニラ | 15g |
片栗粉 | 大さじ1 |
塩・コショウ | 各少々 |
砂糖 | 4g |
おろしショウガ | 5g |
酒 | 小さじ1 |
ゴマ油 | 小さじ1 |
春巻きの皮 | 6枚 |
焼き海苔 | 1枚 |
小麦粉+水 | 適量 |
サラダ油 | 適量 |
- ニラは5ミリ幅の小口切りにし、片栗粉をまぶす。
むきエビはビニール袋に入れ、上からのし棒などで叩き、食感が少し残る程度に粗めに潰す。
餡の残りの材料すべてをビニール袋に加え、よく揉む。 - 海苔は6等分に切る。
春巻きの皮1枚の上に海苔を1枚置き、その上に1をのせて巻き、巻終わりを小麦粉を水で溶いたものをつけて閉じる。 - フライパンに2〜3センチくらいのサラダ油を注ぎ、油が少し温まった時点で2を入れる。
油を中温(170〜180度)まで温め、片面が少し色づいたらひっくり返す。その後も頻繁にひっくり返しながら、きつね色になるまで揚げたらできあがり。
写真をもとに、レシピを説明します。
海老とニラの春巻きの作り方
【工程1】
最初に餡を作ります。
まずニラは5ミリ幅の小口切りにし、片栗粉をまぶします。(写真左)
むきエビはビニール袋に入れ、食感が少し残る程度に少し粗めに潰します。(写真右)
ちなみに写真は、のし棒でエビを潰していますが、手でも潰せます。
ニラにあらかじめ片栗粉をまぶすと、ニラと片栗粉が餡に均一に混ざりやすくなります。
エビを潰したら、餡の残りの材料すべてをビニール袋に入れ、よく揉みます。
これで餡が出来ました。
【工程2】
次に、餡を春巻きの皮で包みます。
まず皮を上の写真のように角が手前にくるように置き、その上に6等分した海苔をのせ、さらにその上に6等分した餡を置きます。
春巻きの皮と餡の間に海苔を挟むと、お弁当にした時に皮がフニャフニャになりません。
餡の水分が皮までいかないので、皮のパリパリ感が持続します。
続いて皮の手前の角を餡の上に軽くのせます。
そして両手を使って(写真は片手です)、餡を皮ごと手前に少し引き、餡の形を整えます。
餡の形を棒状に整えたら、今度は手前に一周くるっと巻きます。
続いて両端を内側に折り、巻き終わりに、小麦粉と水を混ぜたものを塗ります。
小麦粉と水が糊の代わりになり、皮が剥がれにくくなります。
お弁当にする場合は、上の写真のように少し広い範囲に塗ると、皮がさらに剥がれにくくなるそうです。
くるっと最後まで巻いたら、成形はお終いです。
【工程3】
続いて春巻きを揚げます。
フライパンに2〜3センチくらいサラダ油を注ぎ、油が少し温まった時点で春巻きを入れます。
春巻きの皮を焦がさずに中までしっかり火を通すために、油がまだしっかり温まっていない段階から春巻きを投入します。
そして油を中温(170〜180度)くらいまで温め、片面が少し色づいたらひっくり返します。
その後も頻繁にひっくり返しながら、きつね色になるまで揚げたらできあがりです。
使用する油が少量で、フライパンに接している部分が焦げやすいので、まめにひっくり返しながら揚げます。
フライパンの底に当たる部分が焦げ付きやすいので、頻繁にひっくり返しながら中温で揚げます。
この春巻きは、エビのプリプリ感が際立っていて、ニラとショウガとゴマ油と海苔の風味が絶妙にマッチしていて、とても美味しいです。
高級中華料理店の春巻きのような、本格的な味に仕上がりますよ。
お弁当にしても、皮は驚くほどパリパリです。
超おすすめレシピです。
※上の写真のお弁当のレシピはこちらをご覧ください。