行楽弁当にぴったりの簡単おかずレシピをご紹介します。
今日のメニューは、次の3品です。
ごく普通の春巻きは、お弁当に入れると皮がフニャフニャになってしまいますが、山野辺さんの「海老とニラの春巻き」は、冷めてもパリパリです。
皮と餡の間に海苔を挟むと、パリパリ感がキープできます。
お味の方も、高級中華料理店の春巻きのようで本格的。
超おすすめレシピです。
また山野辺さんの「鶏むね肉の煎りゴマナゲット」も、冷めても美味しいです。
衣にゴマをたっぷり使うので、香ばしいコク味があります。
鶏ムネ肉もしっとりしています。
北斗さんの「ピタパン」は、発酵なしでフライパンで5分で作れますよ。
(レシピ情報元:TBSテレビ「おびゴハン!」2017年4月20日放映)
春巻きの作り方
まずご紹介するのは「海老とニラの春巻き」のレシピです。
むきエビ | 100g |
豚ひき肉 | 50g |
ニラ | 15g |
片栗粉 | 大さじ1 |
塩・コショウ | 各少々 |
砂糖 | 4g |
おろしショウガ | 5g |
酒 | 小さじ1 |
ゴマ油 | 小さじ1 |
春巻きの皮 | 6枚 |
焼き海苔 | 1枚 |
小麦粉+水 | 適量 |
サラダ油 | 適量 |
- ニラは5ミリ幅の小口切りにし、片栗粉をまぶす。
むきエビはビニール袋に入れ、上からのし棒などで叩き、食感が少し残る程度に粗めに潰す。
餡の残りの材料すべてをビニール袋に加え、よく揉む。 - 海苔は6等分に切る。
春巻きの皮1枚の上に海苔を1枚置き、その上に1をのせて巻き、巻終わりを小麦粉を水で溶いたものをつけて閉じる。 - フライパンに2〜3センチくらいのサラダ油を注ぎ、油が少し温まった時点で2を入れる。
油を中温(170〜180度)まで温め、片面が少し色づいたらひっくり返す。その後も頻繁にひっくり返しながら、きつね色になるまで揚げたらできあがり。
【工程1】
最初に餡を作ります。
まずニラは5ミリ幅の小口切りにし、片栗粉をまぶします。(写真左)
むきエビはビニール袋に入れ、食感が少し残る程度に少し粗めに潰します。(写真右)
ちなみに写真は、のし棒でエビを潰していますが、手でも潰せます。
ニラにあらかじめ片栗粉をまぶすと、ニラと片栗粉が餡に均一に混ざりやすくなります。
エビを潰したら、餡の残りの材料すべてをビニール袋に入れ、よく揉みます。
これで餡が出来ました。
【工程2】
次に、餡を春巻きの皮で包みます。
まず皮を上の写真のように角が手前にくるように置き、その上に6等分した海苔をのせ、さらにその上に6等分した餡を置きます。
春巻きの皮と餡の間に海苔を挟むと、お弁当にした時に皮がふにゃふにゃになりません。
餡の水分が皮までいかないので、皮のパリパリ感が持続します。
続いて皮の手前の角を餡の上に軽くのせます。
そして両手を使って(写真は片手です)、餡を皮ごと手前に少し引き、餡の形を整えます。
餡の形を棒状に整えたら、今度は手前に一周くるっと巻きます。
続いて両端を内側に折り、巻き終わりに、小麦粉と水を混ぜたものを塗ります。
小麦粉と水が糊の代わりになり、皮が剥がれにくくなります。
お弁当にする場合は、上の写真のように少し広い範囲に塗ると、皮がさらに剥がれにくくなるそうです。
くるっと最後まで巻いたら、成形はお終いです。
【工程3】
続いて春巻きを揚げます。
フライパンに2〜3センチくらいサラダ油を注ぎ、油が少し温まった時点で春巻きを入れます。
春巻きの皮を焦がさずに中までしっかり火を通すために、油がまだしっかり温まっていない段階から春巻きを投入します。
そして油を中温(170〜180度)くらいまで温め、片面が少し色づいたらひっくり返します。
その後も頻繁にひっくり返しながら、きつね色になるまで揚げたらできあがりです。
使用する油が少量で、フライパンに接している部分が焦げやすいので、まめにひっくり返しながら揚げます。
フライパンの底に当たる部分が焦げ付きやすいので、頻繁にひっくり返しながら中温で揚げます。
この春巻きは、エビのプリプリ感が際立っていて、ニラとショウガとゴマ油と海苔の風味が絶妙にマッチしていて、とても美味しいです。
皮は冷めてもパリパリですよ。
※このレシピはこちらの記事でも詳しく紹介しています。
チキンナゲットの作り方
次にご紹介するのは、「鶏むね肉の煎りゴマナゲット」のレシピです。
鶏ムネ肉(皮なし) | 1枚(250g) |
塩・コショウ | 各少々 |
溶き卵 | 1個分 |
薄力粉 | 15g |
白ゴマ | 50g |
黒ゴマ | 25g |
サラダ油 | 適量 |
※ゴマは白と黒を合わせると1袋くらい使用します。
- 鶏ムネ肉は縦に2等分し、それぞれを6等分のそぎ切りにする。フォークで全体に穴をあけ、両面に塩・コショウをし、5分ほど置いて味を染み込ませる。
- 1に溶き卵と小麦粉を混ぜ、白ゴマと黒ゴマを混ぜたものをまぶす。
- フライパンに2センチくらいのサラダ油を注ぎ、低温で3〜4分ほど2を揚げたらできあがり。
【工程1】
まず鶏ムネ肉は縦に2等分し(縦長にして置き、上から下に包丁を入れる)、それぞれを6等分のそぎ切りにします。
ムネ肉は、厚さ1センチくらいの一口大になります。
そしてフォークで全体に穴をあけ、両面に塩・コショウをし、5分ほど置いて味を染み込ませます。
鶏ムネ肉をフォークで刺すと、味が染み込みやすくなり、食感が柔らかくなります。
【工程2】
次に衣をつけます。
鶏ムネ肉に溶き卵と小麦粉を混ぜ(写真右)、白ゴマと黒ゴマを混ぜたものをまぶします。(写真左)
【工程3】
最後に少なめの油で揚げます。
フライパンに2センチくらいのサラダ油を注ぎ、低温で3〜4分揚げたらできあがりです。
ここで揚げ過ぎると硬くなるので、揚げ時間を目安にさっと火を通します。
このチキンナゲットは、ゴマの風味がしっかり効いているので、冷めても美味しくいただけます。
鶏ムネ肉は、時間が経ってもしっとりしていて食べやすいですよ。
※このレシピはこちらの記事でも詳しく紹介しています。
ピタパンの作り方
最後にご紹介するのは、北斗晶さんの「発酵なしフライパンで焼くだけピタパン」のレシピです。
発酵時間はかかりません。
材料を混ぜて焼くだけです。
強力粉 | 100g |
砂糖 | 大さじ1/2 |
ベーキングパウダー | 小さじ1/2 |
オリーブオイル | 大さじ1/2 |
塩 | ひとつまみ |
水 | 50ml |
白ゴマ | 大さじ1/2 |
黒ゴマ | 大さじ1/2 |
- 強力粉・砂糖・ベーキングパウダー・オリーブオイル・塩をボールに入れてよく混ぜ、水を少しずつ加え、軽くこねる。
白ゴマと黒ゴマを混ぜ、生地をひとまとめにする。 - 1を2等分し、それぞれを直径10〜15センチくらいの平たい円形に伸ばし、フライパンで両面を焼く。
- 2を半分に切り、断面から包丁を入れ、袋状にしたらできあがり。
工程2で生地を円形に伸ばす作業は、のし棒がなくても大丈夫です。
北斗さんは、上の写真のように菜箸を2本合わせて使っていました。
生地の両面がこんがりと焼けたら、半分に切り、断面から包丁を入れ、袋状にします。
このピタパンは、冷めると切り込みが入れにくくなるようなので、粗熱が取れたらすぐに包丁を入れた方がいいですよ。
ほんのりと甘みのあるピタパンが出来ます。
時間が経つと食感が少しかたくなりますが、上の写真のように生野菜を挟んでもベチャッとしないのでいいですよ。
ゴマの代わりに乾燥ハーブを混ぜても美味しいそうです。
お好みでケチャップやマヨネーズを添えても合いますよ。
※このレシピはこちらの記事でも詳しく紹介しています。
今日のお弁当は、以上3品のお料理に、レタス・キュウリ・赤パプリカ・トマト・ゴールドキウイ・うずらの卵を添えました。