いかめしの超おすすめレシピをご紹介します。
炊いた白米をイカに詰めて、表面をさっと焼くだけの簡単レシピ。
和食の名店「賛否両論」の店主、笠原将弘さんが考案した「焼きイカ飯」です。
このいかめしは、独特の風味を持つ食材をいくつか組み合わせて使うのが特徴です。
ご飯にまぜるのは、大葉やバターや白ゴマ。
出来上がったいかめしには、青のりとワサビを混ぜたマヨネーズを付けていただきます。
それぞれの食材が上手にひとつにまとまって、上品な味わいのいかめしが出来ますよ。
(一部情報元:フジテレビ「ノンストップ!」笠原将弘のおかず道場 2017年6月20日放映)
簡単イカ飯のレシピ
「焼きイカ飯」のレシピです。
スルメイカ | 1杯 |
塩 | 少々 |
酒 | 大さじ1 |
醤油 | 大さじ1/2 |
スダチ | 好みで1/2個 |
ご飯 | 150g |
バター | 5g |
白ゴマ | 大さじ1/2 |
醤油 | 小さじ1/2 |
大葉 | 5枚 |
マヨネーズ | 大さじ2 |
ワサビ | 小さじ1/4 |
青のり | 小さじ1/2 |
- ソースの材料を混ぜる。大葉は粗みじん切りにする。
- スルメイカは内臓と足と軟骨を取る。胴体は中をきれいに洗い、キッチンペーパーで水気を拭き取る。
足はさっと塩茹でし、水気を拭き取り、細かく刻む。 - 【中身のご飯を作る】イカの足とAの材料すべてを混ぜる。
- イカの胴体に3を8分目まで詰め、楊枝で止める。
- フライパンを中火で熱し、4を転がしながら焼く。
全体に焼き色がついたら酒を振り、フタをして2分蒸し焼きにする。
最後に醤油を回しかけ、全体に味を絡めて焦げ目をつける。 - 5を食べやすい大きさに切り、皿に盛る。ソースとスダチを添えたらできあがり。
写真をもとに、レシピを説明します。
いかめしの中身は、塩茹でして細かく刻んだゲソ・ご飯・バター・白ゴマ・醤油・粗みじん切りにした大葉を混ぜて作ります。
いかの胴体に中身を詰める時は、8分目くらいを目安に、けっこうしっかり入れます。
ごく一般的ないかめしは生米を詰めるので、炊き上がった時に米が膨れることを想定して量を少し控えますが、このいかめしは炊いたご飯を詰めるので、たっぷり入れます。
いかめしの中身のご飯は、大葉とバターとゴマを混ぜて風味豊かに仕上げます。
中身を詰めて楊枝で止めたら、まず中火にかけたフライパンで、いかを油を引かずに転がしながら焼きます。(上の写真)
全体に焼き色がついたら、酒を加えてフタをし、2分蒸し焼きにします。
2分経ったら醤油を加え、全体に味を絡めて焦げ目をつけます。
焦げた醤油の香りがいいですよ。
最後に食べやすい大きさに切り、ソース(マヨネーズ・ワサビ・青のりを混ぜたもの)とスダチを添えたらできあがり。
いかめしは、少し冷ましてからの方が切りやすいです。
また包丁を塗れた布巾で拭きながら1切れずつ切ると、型くずれせずに、きれいに切り分けられます。
いかめしには、マヨネーズとワサビと青のりで作った風味の良いソースを添えます。
ごく普通のいかめしは、いかと米というシンプルな素材を活かし切った良さがありますが、このいかめしは、独特の風味を持った多種の素材が醸し出す味のハーモニーがとても魅力的です。
このいかめしをいただくと、最初に青のりの磯の香りと大葉の爽やかな風味がフワッと口の中に広がります。
そしてその後にゴマやマヨネーズのコク味といかの旨味がじんわりと感じられます。
食べ飽きない美味しさです。
いかはさっと火を通すだけなので、柔らかい食感に仕上がりますよ。