ミシュランシェフが考案した豚の生姜焼きのレシピをご紹介します。
和食の名店「季旬 鈴なり」の店主、村田明彦さんの「黒ニンニク香る!豚肉の生姜焼き」です。
その名の通り黒ニンニクを使った生姜焼きで、夏バテを予防するスタミナ料理としてテレビで話題になりました。
ちなみに「黒ニンニク」とは、ニンニクを発酵熟成させたもので、ニンニク特有の臭いが弱く、ドライプルーンのような優しい甘みと酸味があります。
疲労回復や免疫力アップなどの効能があると言われており、最近はスーパーなどでもよく見かけます。
さて村田さんの生姜焼きは、こってりとした甘みのある一品で、ご飯がすすみますよ。
(一部情報元:TBSテレビ「おびゴハン!」夏バテ予防スタミナメニュー 2017年7月6日放映)
生姜焼きの作り方
「黒ニンニク香る!豚肉の生姜焼き」のレシピです。
豚こま切れ肉 | 300g |
玉ネギ | 1/2個 |
小ネギ | 2本 |
酒 | 大さじ2 |
薄力粉 | 適量 |
ゴマ油 | 適量 |
リンゴ(皮つき) | 1/4個 |
黒ニンニク | 1片 |
おろしショウガ | 大さじ1と1/2 |
酒 | 大さじ4 |
砂糖 | 大さじ1 |
みりん | 大さじ1 |
醤油 | 大さじ2 |
卵黄 | 1個 |
千切りキャベツ | 適量 |
- 玉ネギは7ミリ幅のくし切りにし、小ネギは斜め切りにする。
- 【タレを作る】リンゴは皮ごとすりおろし、黒ニンニクはみじん切りにする。
タレの材料すべてを混ぜる。 - 豚肉に酒(大さじ2)を振り、薄力粉をまぶす。
- フライパンにゴマ油を引いて中火で熱し、豚肉を広げる。
片面に少し焼き色がついたらひっくり返し、半分くらい火が通ったら玉ネギを加える。
玉ネギがしんなりしたら火を少し弱め、2を加えて煮詰める。
最後に小ネギを加え、さっと炒め合わせる。 - キャベツを皿に敷き、その上に4を盛る。卵黄をトッピングしたらできあがり。
写真をもとに、レシピを説明します。
黒にんにくの生姜焼きの作り方
【工程1・2・3】
まず玉ネギは7ミリ幅のくし切りにし、小ネギは斜め切りにします。(写真右下)
次にタレを作ります。
リンゴは皮ごとすりおろし、黒ニンニクはみじん切りにします。
そしてタレの材料すべてを混ぜます。(写真左下)
ちなみに上の写真の左上にあるのが、黒ニンニクです。
皮は茶色っぽく、中身は漆黒のようなツヤのある黒色です。
続いて豚肉に酒(大さじ2)を振り、薄力粉をまぶします。(写真右上)
豚肉は、臭みを取るために少し多めの酒を振り、とろみのある柔らかい食感に仕上げるために小麦粉をまぶします。
またタレには、皮ごとすりおろしたリンゴ・黒ニンニク・たっぷりのおろしショウガを加えます。
リンゴを加えると、リンゴに含まれる酵素の力で、肉が柔らかくなります。
黒ニンニクとたっぷりのショウガを加えると、風味豊かな食欲をそそる生姜焼きが出来ます。
【工程4】
次にフライパンで調理します。
まずフライパンにゴマ油を引いて中火で熱し、豚肉を広げます。
そして豚肉の片面に少し焼き色が付いたらひっくり返します。
次に、豚肉がまだ半生の状態で玉ネギを加えます。
玉ネギがしんなりしたら火を少し弱め、タレを加えて煮詰めます。
タレの量が少なくなったら(上の写真)、最後に小ネギを加え、さっと炒め合わせます。
【工程5】
千切りキャベツを皿に敷き、その上に生姜焼きをのせ、卵黄をトッピングしたらできあがり。
この生姜焼きは、すりおろしリンゴと黒ニンニクを使っているので、フルーティーな甘みがあります。
深い甘みとコクがある、濃厚な味わいの生姜焼きです。
千切りキャベツとご飯がいくらでも食べられますよ。