和風だしの魅力を存分にいかした、とても美味しい冷やし茶漬けのレシピをご紹介します。
ミシュランガイドで1つ星を獲得した和食の名店、「季旬 鈴なり」の店主、村田明彦さんが考案した「アジの冷やし茶漬け」です。
この冷やし茶漬けは、昆布と鰹節で取った一番出汁を使います。
香り高い贅沢な味わいの一品です。
(一部情報元:TBSテレビ「おびゴハン!」2017年7月12日放映)
冷やし茶漬けの作り方
「アジの冷やし茶漬け」のレシピです。
この冷やし茶漬けは、味付けは一切しません。
だしの風味がしっかり効いていて、アジと梅干しに塩気があるので、そのままでも十分美味しくいただけます。
アジの干物 | 1枚 |
キュウリ | 1/3本 |
トマト | 1/2個 |
青ネギ | 2本 |
大葉 | 2枚 |
梅干し | 2個 |
ご飯 | 300g |
昆布 | 10g |
鰹節 | 30g |
水 | 1リットル |
- 【だしを取る】昆布を水に浸し、常温に2時間置く。
昆布を水ごと鍋に入れ、火にかける。沸騰直前に昆布を取り出し、すぐに火を止めて鰹節を加える。
鰹節が完全に湯に浸ったら、すぐにキッチンペーパーを敷いたザルに上げて濾す。
冷蔵庫に入れて冷やす。 - アジの干物を魚焼きグリルで焼き(中火で8〜9分)、骨を取って身をほぐす。
- キュウリは縦6等分に切り、小口切りにする。トマトは粗みじん切りにし、青ネギは小口切りにする。
- ご飯は氷水で洗ってザルに上げ、水気を切る。
- 4をどんぶりに盛り、アジ・キュウリ・トマト・青ネギ・タネを取った梅干し・手でちぎった大葉をのせ、1をかけたらできあがり。
この冷やし茶漬けは、昆布と鰹節から取った、香りの良い一番だしを使います。
ちなみにだしの取り方(工程1)が分かりにくい場合は、一番だしの取り方をご覧ください。
写真つきで、このだしの取り方を詳しく説明しました。
和風だしは、顆粒だしを水に溶かして手軽に作ることもできますが、村田さんによると、上のレシピ通りに昆布と鰹節で取った一番だしは、香りがずっと素晴らしいとのこと。
だしを取る手間が少しかかるレシピになっていますが、和風だしの魅力が存分に堪能できる、しみじみ美味しいお茶漬けが出来ますよ。