
納豆を使った一風変わったミネストローネのレシピをご紹介します。
人気フレンチレストラン「abysse(アビス)」のオーナーシェフ、目黒浩太郎さんが考案した「納豆ミネストローネ」です。
納豆と野菜をたっぷり使った、栄養満点の風味豊かなミネストローネです。
納豆っぽさはほぼ無いので、納豆が苦手な方でも美味しくいただけますよ。
調理時間は13分です。
(一部情報元:TBSテレビ「おびゴハン!」2017年8月3日放映)
納豆ミネストローネの作り方

「納豆ミネストローネ」のレシピです。
納豆 | 1パック |
ベーコン ブロック | 50g |
ズッキーニ | 小1/2本 |
玉ネギ | 1個 |
トマト | 1個 |
オクラ(※) | 2本 |
ニンニク | 1片 |
オリーブオイル | 適量 |
ホールトマト | 100g |
ブイヨンスープ | 500ml |
塩・コショウ | 各少々 |
EXバージンオリーブオイル | 適量 |
粉チーズ | 適量 |
バケット | 好みで適量 |
※さっと茹でたものを使用。
- ベーコン・ズッキーニ・玉ネギ・トマト・オクラは、納豆と同じくらいの大きさの角切りにする。ニンニクはみじん切りにする。
- オリーブオイルとニンニクを鍋に入れ、弱火で炒める。
香りが立ったらベーコンを中火で炒め、ベーコンの脂を出す。
ベーコンが少し色づいたらズッキーニと玉ネギを炒め、しんなりするまで水分を飛ばす。 - 2にトマトとホールトマトを加え、水分を飛ばしながら炒める。
トマトの水分がある程度飛んだら納豆を加え、さっと炒め合わせる。(納豆はあまり炒めすぎない。)
ブイヨンを加え、ひと煮立ちさせたら塩・コショウで味を整える。
火を止めてオクラを加える。 - 3を皿に盛り、EXバージンオリーブオイルを回しかけ、粉チーズを振ったらできあがり。好みでバケットをひたしていただく。

目黒さんによると、このミネストローネの調理のポイントは2つあります。
1つめは、ベーコンと野菜を納豆と同じくらいの大きさに切ること。
具材を同じ大きさに切り揃えると、それぞれの味が均一に感じられるスープになります。
2つめは、納豆の香りを強調しないように調理すること。
納豆を炒め過ぎると香りが出過ぎてしまうので、最後に加え、さっと炒めます。
ベーコンと野菜は、納豆と同じくらいの大きさに切ります。
また納豆は、香りを抑えるため加熱し過ぎないようにします。

このミネストローネは、納豆っぽさは殆どありません。
納豆が入っていることは、多分言われないと気づかないと思います。
でも納豆を加える効果は絶大です。
発酵食品特有の深みのある大豆の風味が加わることで、どっしりとした奥行きのある味になります。
スープには少しとろみが付きますが、納豆を彷彿とさせるほど強くはないので、オクラのとろみのように感じられます。
このとろみがあることで、むしろ具材に味がよく絡んで美味しいですよ。