ほんのりスパイシーでさっぱりとした味わいの、フライドチキンのレシピをご紹介します。
料理研究家の藤井恵さんが考案した「レモンフライドチキン」です。
クミンパウダーとレモン汁で味付けした一品で、風味豊かで食欲をそそります。
小麦粉だけで作った衣はカリカリ感が際立っていて、中はしっとりジューシーですよ。
(一部情報元:日本テレビ「キューピー3分クッキング」2017年8月8日放映)
レモンフライドチキンの作り方
「レモンフライドチキン」のレシピです。
調理時間は実質10分で、味を染み込ませる時間が別に25分かかります。
なおレシピの全工程は、後ほど写真をもとに説明します。
鶏手羽元 | 12本(780g) |
小麦粉 | 適量 |
揚げ油 | 適量 |
レモン | 1/2個 |
塩 | 小さじ1 |
クミンパウダー | 小さじ1 |
ガーリックパウダー | 小さじ1 |
レモン汁 | 大さじ2 |
- Aをボールに入れ、よく混ぜる。鶏手羽元を加え、手でよく揉み、そのまま20分置く。
- 1に小麦粉をしっかりまぶし、5分置く。
- 揚げ油を170度に熱し、2を入れる。たまに返しながら7〜8分かけてこんがり揚げる。
- 3を皿に盛り、くし切りにしたレモンを添えたらできあがり。
写真をもとに、レシピを説明します。
【工程1・2】
最初に鶏手羽元に下味と衣を付けます。
(写真はすべてレシピの半量で調理していますが、説明はレシピ通りの分量でします。)
まずA(塩小さじ1・クミンパウダー小さじ1・ガーリックパウダー小さじ1・レモン汁大さじ2)をボールに入れ、よく混ぜます。
そして手羽元(12本)を加え、手でよく揉み、20分置きます。(写真左)
20分経ったら、手羽元に小麦粉をまぶし、5分置いて粉っぽさを落ち着かせます。(写真右)
この時手羽元には、上の写真の右上のように、小麦粉をかなりしっかりめに万遍なく付けます。
鶏肉の味付けには、クミンパウダーとレモン汁を使い、香り良くさっぱりとした味に仕上げます。
衣には卵を使いません。
小麦粉だけをまぶして揚げると、スパイスやレモンの風味が引き立ちます。
また卵を使わず小麦粉をしっかりまぶしてしばらく置くと、よりカリカリに揚がります。
【工程3】
次に揚げ油を170度に熱し、小麦粉をまぶした手羽元を入れます。
そしてたまに返しながら7〜8分かけてこんがり揚げます。
ちなみに170度(中温)を見極めるには、菜箸を油の中に入れてみるといいですよ。
箸全体から細かい泡が出始めたら170度くらいです。
詳しくはこちらをご覧ください。
小麦粉だけで作った衣は薄付きで、カリっとした軽い食感が印象的です。
ほんのりと感じられるクミンの風味は、カレー粉に少し似ています。さっぱりとした塩味とよく合い、鶏肉がひときわ美味しく感じられます。
蒸し暑い季節には特におすすめのレシピですよ。