
一風変わった冷麺のレシピをご紹介します。
家事えもんこと、タレントの松橋周太呂さんが考案した「たった10分で出来る新冷麺」です。
この冷麺の麺は、焼きそばの麺を使います。
また冷麺らしい酸味のあるつゆは、りんごジュースを混ぜて作ります。
そして具材には、レンジで5分で作れる鶏ハムを使います。
トータルの調理時間は10分程度です。
(一部情報元:日本テレビ「あのニュースで得する人損する人」家事えもんのかけ算レシピ 2017年8月17日放映)
冷麺の作り方

「たった10分で出来る新冷麺」のレシピです。
工程1の鶏ハムを作る工程は、後ほど写真をもとに説明します。
焼きそば麺 | 4玉 |
鶏ムネ肉 | 250g |
ハチミツ | 大さじ1 |
塩 | 少々 |
粗挽きコショウ | 少々 |
白だし | 300ml |
水 | 300ml |
りんごジュース | 150ml |
ゴマ油 | 大さじ2 |
おろしショウガ | 小さじ1 |
ゆで卵 | 2個 |
白ゴマ | 適量 |
ミニトマトやキュウリなど | 好みで適量 |
- 【鶏ハムを作る】鶏肉を包丁で開いて厚さを均一にし、ハチミツを塗り、塩・粗挽きコショウを振る。
鶏肉を棒状に巻いてラップできつめに包み、電子レンジ(600w)で3分加熱する。ひっくり返してもう1分加熱する。
粗熱を取り、食べやすい大きさに切る。 - つゆの材料を混ぜる。
- 焼きそばの麺を耐熱皿にのせ、ラップをして、1人前につき電子レンジ(600w)で1分加熱する。氷水でしめる。
- 3を器に盛り、2をかける。半分に切ったゆで卵をのせ、白ゴマを振り、好みの具材を添えたらできあがり。
工程1の鶏ハムの作り方を中心に、写真をもとにレシピを説明します。
家事えもん流冷麺の作り方

【工程1】
最初に鶏ハムを作ります。
まず鶏ムネ肉(250g)の厚さを均一にします。
鶏肉の厚みのある中心部分から、両サイドに向かって包丁を入れ、鶏肉を開きます。
そして鶏肉にハチミツ(大さじ1)を塗り、塩コショウ(各少々)を振ります。(上の写真)

そして鶏肉を端の方から巻いて棒状にし、ラップできつめに包み、両端をキャンディーのようにねじって結びます。
そしてこの状態で電子レンジ(600w)で3分加熱し、ひっくり返してもう1分加熱します。
ちなみにこの鶏ハムの作り方は、ラップが加熱途中で破れてしまうことがあり、また鶏肉の形がやや崩れやすいという欠点があると私は思います。
より失敗しないで作る方法としては、おうち料理研究家の藤原美樹さんの「鶏ハム」のレシピがおすすめです。
藤原さんの鶏ハムの作り方も、家事えもんのレシピと同じく、鶏肉をラップできっちり包んでレンジでチンしますが、鶏肉の形を保つための工夫が3つ盛り込まれています。
1つめは、棒状にした鶏肉の巻き終わりを楊枝で止めること。2つめは、ラップを2重にして鶏肉をきっちり包むこと。3つめは、レンジでチンする前に、加熱中に爆発しないための空気穴を開けることです。
リンク先の藤原さんのレシピも参考にして、鶏ハムを作ってみてください。

さて鶏肉をレンジでチンしたら、粗熱を取り、食べやすい大きさに切り分けます。これで鶏ハムの完成です。
鶏ハムが出来たら、あとはつゆと麺を作るだけです。
つゆの材料(白だし300ml・水300ml・りんごジュース150ml・ゴマ油大さじ2・おろしショウガ小さじ1)を混ぜ、焼きそば麺(4玉)をレンジでチンして氷水でしめたら盛り付けです。
酸味の効いた冷麺風スープは、リンゴジュースの甘みとコクをいかして作ります。
また冷麺の麺は、焼きそばの麺を使います。
焼きそばの麺は、中華麺と違って蒸してあるためモチモチ感が出やすく、冷麺の麺の代用に向いています。
情報元のテレビ番組によると、焼きそばの麺はあらかじめ蒸してあるため、モチモチ感が出やすく、冷麺の麺の代用品として向いているということでした。
でも一方で焼きそばの麺は、蒸してある分、コシが出にくいという特徴もあります。
実際に作ってみるとこの麺は、冷麺らしいツルンとした食感というよりは、少しぼそっとした感じの仕上がりになります。
このレシピには、一風変わった斬新な冷麺を作るというコンセプトがあるようなので、冷麺らしからぬ麺の食感も、それはそれで新鮮と言えるかもしれません。ただ好みは別れると思います。
ちなみに私は、焼きそば麺ではなく、中華麺の方が合うと思いました。

鶏ハムの作り方や麺の食感の事など、今回はいろいろ思うところを書いてしまいましたが、この冷麺のつゆはとても美味しいです。
りんごの爽やかな酸味が涼しげで、夏にぴったりです。
このつゆは、他の麺料理にも使えそうです。
うどんやそうめんと合わせても美味しいと思いますよ。