ベトナムの人気メニュー、手羽先のヌクマム風味揚げのレシピをご紹介します。
ベトナム料理研究家の伊藤忍さんが考案した「鶏手羽のヌックマム風味揚げ」です。
皮目はパリッとした食感で香ばしく、濃厚な旨味とコクがあります。
ご飯とよく合いますし、ビールのおつまみとしてもおすすめですよ。
(一部情報元:TVKテレビ「デイリーキッチン」簡単ベトナムご飯 2017年8月4日放映)
ベトナム風手羽先揚げの作り方
「鶏手羽のヌックマム風味揚げ」のレシピです。
調理時間は、味を染み込ませる時間(1時間)を除くと、わずか10分です。
レシピの全工程は、後ほど写真をもとに説明します。
鶏手羽先 | 8本 |
揚げ油 | 適量 |
おろしニンニク | 1片分 |
ヌクマム | 大さじ1 |
コショウ | 少々 |
砂糖 | 大さじ1 |
湯 | 大さじ1 |
ヌクマム | 大さじ1と1/2 |
オイスターソース | 大さじ1/2 |
ゴマ油 | 小さじ2 |
- 【下味を付ける】手羽先の両面にフォークで穴をあけ、下味の材料を手で揉み込む。ラップをして1時間置き、味を馴染ませる。
- 【タレを作る】砂糖と湯をボールに入れ、砂糖を溶かす。ヌクマム・オイスターソース・ゴマ油を混ぜる。
- 1の手羽先の余分な水気をキッチンペーパーで拭き取る。
油を170度に温め、手羽先の両面をじっくり揚げる。手羽先が浮いてきて表面がカラッとしたら取り出し、熱いうちに2のボールに入れ、さっとタレを絡めたらできあがり。
写真をもとに、レシピを説明します。
手羽先のヌクマム風味揚げの作り方
【工程1・2】
最初に鶏肉に下味をつけ、タレを作ります。
まず手羽先(8本)の両面にフォークで穴をあけます。(写真左下)
そして下味の材料(おろしニンニク1片分・ヌクマム大さじ1・コショウ少々)を手で揉み込み(写真右)、ラップをして1時間置き、味を馴染ませます。
次にタレを作ります。(写真左上)
まず砂糖(大さじ1)と湯(大さじ1)をボールに入れ、砂糖を溶かします。
そしてヌクマム(大さじ1と1/2)・オイスターソース(大さじ1/2)・ゴマ油(小さじ2)を混ぜたら完成です。
【工程3】
続いて手羽先を揚げます。
まず手羽先の余分な水気をキッチンペーパーで拭き取ります。(写真左)
そして油を中温(170度くらい)に温め、手羽先の両面をじっくり揚げます。(写真右)
手羽先が浮いてきて、表面がカラッとしたら、揚げ上がりです。
ちなみに170度を見極めるには、菜箸を油の中に入れてみるといいですよ。
箸全体から細かい泡が出始めたら、170度くらいです。詳しくはこちらの写真をご覧ください。
手羽先は衣を付けずに素揚げすると、香ばしくてカリッとした仕上がりになります。
こんがりと揚がった手羽先は、熱いうちにタレの入ったボールに入れ、さっとタレを絡めます。これで完成です。
揚げた手羽先は、さっとタレを絡めます。
あまり長時間漬けすぎると、カリッとした食感がなくなるので、手早くタレにくぐらせます。
濃厚な旨味とコクがあるベトナム風の手羽先揚げができます。
1時間かけて下味をつけると、中まで味がしっかり染みます。
甘さは控えめなので、しつこさはありません。いくらでも食べられそうな、飽きの来ない味付けです。ご飯が進みますよ。