健康のため、また美容のために、糖質の摂取量を控える方が、最近とても多いように思います。
私もその一人です。
もともと甘いものとかパンが大好きですから、糖質の摂り過ぎには注意しています。
糖質の高い食べ物って、よく言われるように、人間が根源的に強く欲してしまうものなんでしょうね。
人類の歴史は長いこと飢えとの闘いだった。だから、糖質を蓄えたい欲求が強い。
この説に、私は何だかとても納得できます。
スーパーや飲食店には、魅力的な「糖質たっぷり食」が溢れています。そうした環境は、まさに、人類が長く望んでいたものなのかもしれません。
でも、皮肉なことに、それに溺れてしまっては、決して幸せにはなれないんですね。
さて、というわけで、今日は、糖質管理についての記事です。
わが家では、それほど外食する習慣がありません。ですので、家庭料理の管理がしっかりしていれば、かなり安心できると思っています。
家庭料理の糖質管理。白砂糖を排除して本みりんで代用
ごく基本的なことですが、わが家では、白米のごはんや白いパンなどGI値の高い食品を食卓に出すのを控えています。
白米を控えて玄米を食べていますし、また、パンを作る際には、玄米ごはんや小麦全粒粉やライ麦粉を必ず加えています。
さらに、GI値の高い白砂糖を排除する上でとても大事だと思うのは、甘味料の選び方です。
現在私は、料理に白砂糖を一切使っていません。
その代わりに、煮物などの味付けには、みりんを少量使うようにしています。
白砂糖のGI値は、110前後。
みりんはビックリするほど低くて、なんと15。
たまに、てんさい糖(GI値は65)を使うこともありますが、ほぼ、みりんで代用しています。
甘い味付けの煮物に慣れてしまっていると、はじめは味に物足りなさも感じるかもしれません。
でも、それまで甘い煮物が美味しいと感じてきたのは、実は、砂糖の甘さに魅かれていただけかもしれません。
私は、砂糖の甘さで美味しいと感じるよりは、素材の味を堪能できる煮物の方が良いと感じます。
みりんのほのかな甘さに慣れてくると、むしろ砂糖を加えない方が素材の味が楽しめると思っています。
糖質オフ生活におすすめのみりん
ただ、一口に「みりん」と言っても、大きく2種類あります。
「本みりん」と「みりん風調味料」です。
「みりん風調味料」は、安価で家計にはやさしいですいけど、家族の健康を考えると、私はあまり使いたくありません。
というのは、「みりん風調味料」には、「ブドウ糖果糖液糖」や「果糖ブドウ糖液糖」という甘味料が添加されていることが多いためです。
アンチエイジングの側面から糖質制限をすすめている勝田小百合さんの著書によると、「ブドウ糖果糖液糖」や「果糖ブドウ糖液糖」などの甘味料は、白砂糖以上に血糖値を急上昇させてしまうそうです。
みりんを選ぶ際には、こうした甘味料を使っていない「本物のみりん」を選ぶと良いと思います。
私のおすすめは、福来純みりんと三河みりんです。
わが家でも長いこと愛用しています。