ダイエットにおすすめのしらたきのレシピをご紹介します。
和食の名店「賛否両論」の店主、笠原将弘さんが考案した「エビと白滝のうま味炒め」です。
このお料理は、もともとはご飯に合わせるおかずとしてテレビで話題になりましたが、和風パスタだと思っていただくと良いダイエットになりますよ。
ちなみにダイエットをする場合は、糖質の多いご飯は食べないか、量を少なくします。
しらたきをパスタに見立てたダイエットメニューが、最近とても人気があります。(私もしらたきパスタダイエットを実践しています。)
しらたきは、抵糖質で低カロリーな食品です。しらたきに含まれる糖質はほぼ0。カロリーは100gあたりわずか6kcl。しかも食物繊維が豊富です。
ダイエットにはこの上なしと言えるほど、しらたきは理想的な食材です。
これからご紹介するお料理は、そんなしらたきをたっぷり使っている上に、数種類の野菜とエビを使うので、栄養バランスもとても良いです。
塩気が控えめで優しい味付なので、ご飯を添えずに単品でも美味しくいただけますよ。
調理時間は15分です。
(一部情報元:フジテレビ「ノンストップ!」笠原将弘のおかず道場 2017年9月15日放映)
しらたきとエビ炒めの作り方
「エビと白滝のうま味炒め」のレシピです。
レシピの全工程は、後ほど写真をもとに説明します。
エビ | 4尾 |
しらたき | 1パック |
ゴボウ | 30g |
ニンジン | 25g |
インゲン | 4本 |
サラダ油 | 大さじ1 |
塩昆布 | 5g |
一味唐辛子 | 好みで適量 |
片栗粉 | 大さじ1/2 |
酒 | 大さじ1 |
酒 | 大さじ1 |
みりん | 大さじ1/2 |
醤油 | 大さじ1/2 |
※野菜はキノコやネギなど他のもので代用可。
- 【しらたきの下処理】しらたきはさっと下茹でし、ザルに上げて水気を切り、食べやすい大きさに切る。
- 【エビの下処理】エビは殻をむいて背の方に切り込みを入れ、背わたを取る。
Aをよく揉み込み、さっと水洗いし、キッチンペーパーで水気を拭き取る。 - ゴボウはささがきにし、さっと水にさらして水気を拭き取る。
ニンジンは千切りにし、インゲンは5センチの長さに切る。塩昆布は粗めに刻む。 - フライパンにサラダ油を熱し、ゴボウ・ニンジン・インゲンを炒める。野菜がしんなりしたらエビを炒める。
エビの色が変わったらしらたきを加え、水分を飛ばすようにさっと炒める。
Bで味付けし、塩昆布を炒め合わせる。 - 4を皿に盛り、好みで一味唐辛子を振ったらできあがり。
写真をもとに、レシピを説明します。
しらたきとエビ炒めの作り方
【工程1】
最初にしらたき(1パック)の下処理をします。
まず小鍋に湯を沸かします。
そしてしらたきを入れ(上の写真)、再沸騰したらザルに上げます。
ちなみにここで、さらに3分ほど茹でると、しらたきがプリプリの食感になるそうです。
しらたきをザルに上げて水気を切ったら、食べやすい大きさに切ります。
しらたきはあらかじめ下茹ですると、臭みを取ることが出来ます。
【工程2】
次にエビ(4尾)の下処理をします。
エビは殻をすべてむき、包丁で背に切り込みを入れ、背わたを取ります。
そしてA(片栗粉大さじ1/2・酒大さじ1)をよく揉み込み(上の写真)、さっと水洗いして、キッチンペーパーで水気を拭き取ります。
片栗粉と水をエビに揉み込むと、エビの汚れがきれいに取れます。
片栗粉は粒子が細かいので、汚れをしっかり吸着してくれます。
ちなみに片栗粉の代わりに小麦粉を使うことも出来ますが、片栗粉の方が粒子が細かいので効果的です。
【工程3・4】
最後に材料を切って炒めます。
まずゴボウ(30g)はささがきにし、さっと水にさらして水気を拭き取ります。
そしてニンジン(25g)は千切りにし、インゲン(4本)は5センチの長さに切り、塩昆布は粗めに刻みます。
次にフライパンにサラダ油を熱し、ゴボウ・ニンジン・インゲンを炒めます。
野菜がしんなりしたら、エビを炒めます。
エビの色が変わったらしらたきを加え、水分を飛ばすようにさっと炒めます。(上の写真)
仕上げにB(酒大さじ1・みりん大さじ1/2・醤油大さじ1/2)で味付けし、塩昆布(5g)を炒め合わせます。
しらたきは炒めて水分を飛ばすと、味の染み込みが良くなります。
しらたきのお料理は、しらたきにいかにしっかり味を付けるかが食べ応えを出す大事なポイントになります。
ちなみにしらたきパスタ(パスタに見立てたしらたき)は、ごく普通のパスタとくらべてツルンとしているので、具材やパスタソースが絡みにくいのが欠点です。
その欠点を補うには、今回ご紹介したお料理のように、しらたき自体に味をしっかり染み込ませるか、もしくはソースのとろみをしっかりめにつけるといいですよ。
とろみをつける手っ取り早い方法は、片栗粉を使うというのがあります。(他にもいろいろ良い方法はありますが)
片栗粉は糖質をそれなりに含んでいますが、片栗粉を少量使うだけでしらたきが美味しくいただけるのであればOKと考えることも出来ます。
【工程5】
最後に皿に盛り、好みで一味唐辛子を振ったらできあがり。
野菜のシャキシャキ感がアクセントになった、優しい味わいのしらたき料理が出来ます。
飽きの来ない上品な味付けですよ。
この炒め物は冷めても柔らかく、しばらく置くと味が染みてより美味しくなるので、お弁当のおかずや常備菜としてもおすすめです。