朝食の一口目に食べる新鮮なフルーツ。
体の隅々まで染みわたるようで、とても気分がいいですよね。一日のはじめに、体がイキイキとしてくるように感じます。
でも、こうした野菜や果物の「生食」。実は、賛否両論があるようで、なかなか悩ましいところです。
否定的な意見としては、「体を冷やす」というものがあります。
これから冬本番。冷え症気味の女性には、気になる意見ですね。
美味しいんだけどな、フルーツ。
勝田小百合さんの生食のすすめ

そんな中、今回は、生野菜&フルーツ賛成派の意見をご紹介します。勝田小百合さんの「アンチエイジングの鬼プレミアム (ワニブックス 美人開花シリーズ)」という本の一節です。
勝田さんは、美容と健康のために生の野菜とフルーツをたっぷり摂るようにすすめているのですが、その中で、「(冷え症は、)まったく気にしなくても大丈夫です」と仰っています。
その理由が、面白い。以下その部分を引用します。
生の食べ物は体を冷やすのではないかと心配する方もいますが、加熱調理をする生き物は人間だけで、野生の動物はみんな生の食べ物を食べていますが、洋服すら着ていません。冷え症の牛やゴリラもいないようですので、まったく気にしなくても大丈夫です。
冷え症の牛やゴリラはいない。
「私はニンゲンなんだけどな」と思わないわけではありませんが、人間も、かつて火を手にいれる前までは、すべて生で食べていたのも事実です。それに、こうして言い切られると、なんだか妙に納得してしまいます。
ちなみに、生ものの食べ方について、勝田さんは、「冷たい食べ物が胃腸に入ると誰でも冷えますので、冷蔵庫から出した野菜は常温に戻してから食べるといい」と注意しています。
生野菜やフルーツを常温で。しばらくは、これを試してみようかな。