レンコンをたっぷり使ったハンバーグのレシピをご紹介します。
料理愛好家の平野レミさんが考案した「レンコン三段活用バーグ」です。
このハンバーグは、レンコンを3パターンで切り分けて使います。
タネにはすりおろしたレンコンと粗みじん切りにしたレンコンを練り込み、成形したタネの上には薄切りにしたレンコンをのせて焼き上げます。
レンコンのモチモチ感やシャキシャキ感が楽しめる、食べ応えのある一品です。
レンコンを使ったハンバーグと言えば、ベジタリアンやマクロビアンといった菜食主義者の肉料理としてよく登場します。
深い旨味のあるレンコンバーグは、肉好きでも十分満足出来ますよ。
このレンコンバーグは、ひき肉も少し使っています。
調理時間は8分です。
(一部情報元:テレビ朝日「林修の今でしょ!講座」秋野菜の料理 2017年9月12日放映)
レンコンハンバーグの作り方
「レンコン三段活用バーグ」のレシピです。
レシピの全工程は、後ほど写真をもとに説明します。
レンコン | 150g |
ひき肉 | 100g |
大葉 | 1枚 |
干しシイタケ | 1枚(2g) |
サラダ油 | 適量 |
片栗粉 | 適量 |
ショウガ汁 | 小さじ1 |
ゴマ油 | 小さじ1 |
酒 | 小さじ1 |
塩 | 少々 |
- レンコンは50gを6枚にスライスし、50gを粗みじん切りにし、50gをすりおろす。大葉はみじん切りにする。
- フライパンにサラダ油を引き、粗みじん切りにしたレンコンを炒め、粗熱を取る。
- 干しシイタケは袋に入れ、上から麺棒などで叩いて細かく砕く。
袋の中にひき肉・すりおろしたレンコン・大葉・A・2を加え、よく混ぜる。 - スライスしたレンコンに片栗粉をまぶす。
冷たい状態のフライパンにサラダ油を引き、3の袋の端を切り、中身が6等分になるように絞り出し、手で形を整える。
片栗粉をまぶしたレンコンを1枚ずつのせ、フライパンを中火にかける。
フライパンが温まったら弱火に落とし、両面を2分ずつ焼いたらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。
れんこんバーグの作り方
【工程1】
最初に野菜を切ります。
まずレンコン(150g)を三等分してそれぞれ切り分けます。
50gを6枚の薄切りにし、50gを粗みじん切りにし、50gをすりおろします。
そして大葉(1枚)をみじん切りにします。
このハンバーグはレンコンを三段活用(薄切り・粗みじん切り・すりおろし)し、味や食感に幅を出します。
【工程2】
次に粗みじん切りにしたレンコンを炒めます。
フライパンにサラダ油(適量)を引き、粗みじん切りにしたレンコンをさっと炒め、粗熱を取ります。
【工程3】
続いてタネを作ります。
まず干しシイタケ(1枚)をビニール袋に入れ、上から麺棒などで叩いて細かく砕きます。
干しシイタケは細かく砕いて使うと、水で戻す手間が省けます。
そして干しシイタケが入った袋の中に、ひき肉・すりおろしたレンコン・大葉・A(ショウガ汁小さじ1・ゴマ油小さじ1・酒小さじ1・塩少々)・工程2で炒めたレンコンを加え、よく混ぜます。
これがハンバーグのタネになります。
【工程4】
最後にレンコンバーグを焼きます。
まずスライスしたレンコンの表面全体に片栗粉をまぶします。
薄切りにしたレンコンに片栗粉をまぶすと、焼いた時に焦げにくくなり、ハンバーグのタネにくっつきやすくなります。
続いて冷たい状態のフライパンにサラダ油(適量)を引き、ビニール袋の端を切り、中身が6等分になるように絞り出します。(写真右)
そして絞り出したタネを手で整え(写真左下)、それぞれの上に片栗粉をまぶしたレンコンを1枚ずつのせ(写真左上)、フライパンを中火にかけます。
フライパンが十分に温まったら弱火に落とし、両面を2分ずつ焼きます。これで完成です。
このハンバーグのタネは、餃子のタネに味がよく似てます。中華風の味付けで濃厚な旨味があります。
普段のおかずにするだけでなく、お酒のおつまみにもぴったりです。
お弁当のおかずとしてもおすすめですよ。