
ピーナッツを使ったヘルシーな料理のレシピをご紹介します。
日本のピーナッツ研究の第一人者、慶応大学教授の井上浩義さんが考案した「ピーナッツ鍋」です。
ピーナッツの栄養をいかした優しい味わいの鍋料理で、たったの5分で作れます。
このお鍋は、井上さんのお宅の定番だそうです。

ちなみに井上さんは「ピーナッツパワー」というピーナッツの料理本を執筆しています。
(一部情報元:NHK「あさイチ」はじめよう!ピーナッツライフ 2017年11月6日放映)
ピーナッツ鍋の作り方

「ピーナッツ鍋」のレシピです。
鶏むね肉 | 320g |
白菜 | 220g |
にんじん | 60g |
小松菜 | 80g |
豆腐 | 1丁 |
塩 | 適量 |
ピーナッツパウダー(※) | 20g |
かつおだし | 400ml |
※薄皮つきのピーナッツを粉状にしたものがおすすめ。
- 鶏肉・白菜・小松菜・豆腐は食べやすい大きさに切り、ニンジンはピーラーで薄く細長く切る。
- つゆの材料を鍋に入れ、鶏肉・野菜・豆腐を加え、さっと火を通す。
- 塩で味を整えたらできあがり。
ちなみにピーナッツパウダーは、市販品を使っても美味しく作れますが、薄皮のついたピーナッツをフードプロセッサーにかけるなどして手作りすると、美容や健康により良いお料理になるとのこと。
ピーナッツの薄皮に含まれるポリフェノールは、強い抗酸化作用があり、活性酸素から細胞を守ってくれるそうです。
上のレシピはつゆの量が少し控えめになっていますので、好みで足してください。

ところで井上さんによると、粉末のピーナッツを料理に使うメリットは3つあります。
1つめは、ピーナッツに含まれるポリフェノール(薄皮つきだけに含まれる)やビタミンEといった栄養の吸収が良くなること。
2つめは、つゆに植物性脂肪が加わるので、鶏むね肉がぱさつかず、しっとり仕上がること。
ただしあまり加熱しすぎると硬くなりますので、さっと火を通す程度にとどめることをおすすめします。
3つめは風味が増すことです。
優しいコク味のある風味の良い鍋が出来ます。
使用するピーナッツの量は少しなので、ピーナッツを使っていることは言われないと分からないと思います。
飽きの来ないさっぱりとした一品ですよ。