
セロリの葉が美味しく食べられる料理のレシピをご紹介します。
料理研究家のコウケンテツさんが考案した「セロリとアサリの和風スープパスタ」です。
セロリの葉は捨ててしまいがちな食材の1つですが、実は茎よりも栄養があるそうです。
セロリの葉に含まれるβカロテンは茎の2倍で、血流を活性化するピラジンという栄養素はほとんどが葉に含まれているそうです。
そのままでは苦味やクセが気になりますが、コウケンテツさんによると、きのこと合わせてスープにすると食べやすくなり、スープに溶けた栄養もムダなく摂ることができるとのこと。
このスープパスタは、セロリの葉を使っている違和感はまったくありません。
セロリの爽やかな風味とアサリの旨味がよく合う、さっぱりとしたスープパスタが出来ますよ。
(一部情報元:日本テレビ「スッキリ」捨てる食材レシピ 2017年11月8日放映)
セロリの葉っぱを使ったパスタ

セロリの葉を使った「セロリとアサリの和風スープパスタ」のレシピです。
レシピの全工程は、後ほど写真をもとに説明します。
あさり | 250g |
セロリ | 2本 |
しめじ | 小1パック |
にんにく | 1片 |
パスタ | 160g |
オリーブオイル | 大さじ2 |
鷹の爪 | 2本 |
煮干しだし | 1と1/2カップ |
塩 | 適宜 |
粗挽き黒コショウ | 適宜 |
醤油 | 適宜 |
白ゴマ | 大さじ2 |
- セロリは葉と茎に分け、葉をざく切りにし、細い茎を細かく刻み、太い茎を斜め薄切りにする。
しめじは手で裂いて細かくする。にんにくは薄切りにする。 - 鍋にたっぷりの湯を沸かして塩を加え、パスタを表示よりも1分短い時間ゆでる。
- フライパンにオリーブオイルを熱し、にんにくとしめじを炒め、香りを立たせる。セロリの茎を加え、しめじの香りを移すように炒める。
あさり・セロリの葉・鷹の爪・パスタの茹で汁(おたま1杯分)・煮干しだしを加えて煮立たせ、アサリの口を開かせる。 - 3に茹で上がったパスタを加え、塩・黒コショウ・醤油・白ゴマで味付けしたらできあがり。
写真をもとにレシピ説明します。
セロリとあさりのスープパスタの作り方

【工程1】
まずセロリ(2本)は葉と茎に分け、葉をざく切りにし、細い茎を細かく刻み、太い茎を斜め薄切りにします。(写真左)
そしてしめじ(小1パック)は手で裂き(写真右)、にんにく(1片)は薄切りにします。
※写真はすべてレシピの半量(1人分)で調理しています。
しめじは手で裂いて細かくすると、香りと旨味が強くなり、セロリのクセを抑えることが出来ます。

【工程2・3】
次にパスタ(160g)を茹で始め(茹で時間は袋の表示よりも1分短くする)、その間に具材を調理します。
まずフライパンにオリーブオイル(大さじ2)を熱し、にんにくとしめじを炒め、香りを立たせます。
そしてセロリの茎を加え、しめじの香りを移すように炒めます。(上の写真)

続いてあさり(250g)・セロリの葉・鷹の爪(2本)・パスタの茹で汁(おたま1杯分)・煮干しだし(1と1/2カップ)を加えて煮立たせ、アサリの口を開かせます。

【工程4】
最後に茹で上がったパスタを加え、塩・黒コショウ・醤油(各適宜)と白ゴマ(大さじ2)で味付けしたらできあがりです。

このスープパスタは、セロリの葉をたっぷり使いますが、独特の苦味はまったくありません。
あさりと煮干しの優しい旨味にセロリの爽やかな風味が溶け合った、味わい深い一品が出来ますよ。