わずか10分でできるエビチリの簡単レシピをご紹介します。
料理研究家の小林カツ代さんが考案した「エビのチリ焼き」です。
エビは揚げるのではなく、少し多めのごま油でさっと焼きます。
またチリソースは、豆板醤の代わりにタバスコを使って中華風の辛さを表現します。
ほど良い甘みとコクがある、輪郭のはっきりした味が印象的なエビチリが出来ますよ。
(一部情報元:日本テレビ「世界一受けたい授業」2017年12月9日放映)
本格エビチリの簡単な作り方
「エビのチリ焼き」のレシピです。
レシピの全工程は、後ほど写真をもとに説明します。
エビ | 8〜12尾(殻を外して150g位)※ |
ピーマン | 2個 |
黄パプリカ | 小さめ1/2個 |
片栗粉 | 大さじ1 |
ごま油 | 大さじ1強 |
おろしにんにく | 小さじ1/2 |
おろししょうが | 小さじ1/2 |
醤油 | 大さじ1 |
トマトケチャップ | 大さじ2 |
砂糖 | 大さじ1 |
タバスコ | 適量※ |
1※ エビは大きさによって尾数が変わります。殻を外して150g分を使用します。
2※ タバスコは子供用は数滴、大人用は小さじ1/2くらいがおすすめだそうです。
- ピーマンとパプリカはヘタとワタを取り、一口大に切る。
エビは殻と背わたを取り、片栗粉をまぶす。
チリソースの材料を混ぜる。 - フライパンを中火にかけてごま油を引き、エビを並べる。続いておろしにんにくとおろししょうがを加え、香りを立たせる。
エビの片面がこんがりと焼けたらひっくり返し、ひと呼吸おいてパプリカとピーマンを加え、さらにAを回し入れ、炒め合わせたらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。
エビのチリ焼きの作り方
【工程1】
まずピーマン(2個)と黄パプリカ(小さめ1/2個)のヘタとワタを取り、一口大に切ります。
ちなみに「一口大」の大きさは、ピーマン1個を12等分したくらいのサイズです。パプリカも、ピーマンと同じ大きさに切り揃えます。
野菜は最後にさっと火を通すだけなので、少し小さめの一口大にします。
そしてエビは、尻尾の先だけを残して殻を取り、背わたを除き、片栗粉(大さじ1)をまぶします。
エビは殻を外した状態で150g分を使用します。
尾数は大きさによって変わりますが、中くらいのエビを使うと8尾程度です。
続いてチリソースの材料(醤油大さじ1・トマトケチャップ大さじ2・砂糖大さじ1・タバスコ適量)を混ぜます。
チリソースは、豆板醤の代わりにタバスコを使って作ります。
豆板醤よりもタバスコの方が常備している家庭が多いということで、タバスコで代用するレシピになっています。
【工程2】
次にフライパンを中火にかけ、ごま油(大さじ1強)を熱し、エビを並べます。
続いておろしにんにく(小さじ1/2)とおろししょうが(小さじ1/2)を加え、混ぜながら香りを立たせます。
にんにくとしょうがの香りが立ったら、もうエビの片面がこんがりと焼けていると思いますので、様子を見てひっくり返します。
エビは焼き過ぎると硬くなるので、さっと火を通します。
エビは揚げずに焼きます。
少し多めのごま油で焼くと、揚げたようなコクが加わり、美味しく仕上がります。
エビをひっくり返したら、ひと呼吸おいてパプリカとピーマンを加え、続いてチリソースの材料を混ぜたものを回し入れます。
さっと炒め合わせたら完成です。
赤と黄と緑のコントラストがとてもきれいなエビチリが出来ます。
適度な甘みとコクがあるメリハリのある味付けが印象的で、野菜のシャキシャキ感がアクセントになっています。とても美味しいです。
タバスコの量は、大人用のおすすめの分量(小さじ1/2)でも辛過ぎず、食べやすいですよ。
味がしっかりしているので、お弁当のおかずにもぴったりです。
このお弁当のレシピはリンク先をご覧ください。
ところで小林カツ代さんと言えば「肉じゃが」や「唐揚げ」や「ちらし寿司」のレシピもおすすめです。
「肉じゃが」は、だしを一切使わず、フライパン1つで作れます。10分煮るだけで味がよく染みます。
また「唐揚げ」は、外側と内側の食感の違いがすごくはっきり出ます。表面はサクサクの軽い食感で、中は肉汁たっぷりでしっとりしています。メリハリがあってとてもいいですよ。調理時間は15分です。
「ちらし寿司」は、酢飯を作らない超時短レシピになっていて、目からウロコが落ちますよ。