
黒豆コロッケのおすすめレシピをご紹介します。
料理研究家の浜口恭子さんが考案した「黒豆コロッケ」です。
ごく一般的な黒豆コロッケは、茹でた黒豆をタネに混ぜ込みますが、このコロッケは、甘く煮た黒豆を使うのが特徴です。
実はこのお料理は、お正月のおせちの黒豆のアレンジレシピとしてテレビで話題になりました。
黒豆を丸ごとたっぷり使いますが、肉じゃがをコロッケにしたような親しみやすい味なので、お正月に限らず、市販の煮豆を買って作ってみるのもいいですよ。
甘いものが好きな方にはウケると思います。
また断面がおしゃれなので、インスタ映えするお料理として、パーティーやお弁当にもおすすめです。
調理時間は18分です。
(一部情報元:フジテレビ「めざましテレビ」ココ調 おせちのアレンジレシピ 2018年1月9日放映)
黒豆コロッケの作り方

「黒豆コロッケ」のレシピです。
レシピの全工程は、後ほど写真をもとに説明します。
合いびき肉 | 50g |
黒豆(※) | 70g |
じゃがいも | 1個 |
玉ねぎ | 1/4個 |
酒 | 小さじ2 |
塩こしょう | 各少々 |
醤油 | 大さじ1 |
小麦粉 | 適量 |
卵 | 1個 |
パン粉 | 適量 |
揚げ油 | 適量 |
※市販の甘く煮てある黒豆を使用する。
- じゃがいもは皮をむき、適当な大きさに切って茹でる。水気を切ってビニール袋に入れ、手で潰す。
- 合いびき肉と酒をフライパンに入れ、混ぜながらさっと炒める。
みじん切りにした玉ねぎと塩こしょうを加え、軽く炒め合わせる。
黒豆と醤油を加え、具材すべてに火を通す。軽く粗熱を取る。 - 1に2を加え、よく混ぜる。
2等分して小判型に整え、小麦粉・溶き卵・パン粉の順に衣を付ける。 - 170度に温めた油でこんがりと揚げたら出来上がり。
写真をもとにレシピを説明します。
黒豆コロッケの作り方

【工程1・2】
まずじゃがいも(1個)の皮をむき、適当な大きさに切って柔らかくなるまで茹でます。
そして水気を切ってビニール袋に入れ、手で潰します。(写真左)
ちなみにじゃがいもを茹でるのが面倒な場合は、レンジでチンしても良いと思います。
じゃがいも1個(150g)だったら、皮をむいて適当な大きさに切り、水(少々)で濡らしてラップで包み、電子レンジ(600w)で3分加熱すれば柔らかくなります。
(詳しくはじゃがいものレンチンの仕方をご覧ください。)
次に合いびき肉(50g)と酒(小さじ2)をフライパンに入れ、混ぜながらさっと炒めます。
そしてみじん切りにした玉ねぎ(1/4個)と塩こしょう(各少々)を加え、軽く炒め合わせます。
さらに黒豆(70g)と醤油(大さじ1)を加え、具材すべてに火を通します。(上の写真右)

【工程3】
続いて潰したじゃがいもに炒めた具材を加え、よく混ぜます。
これでコロッケのタネが出来ました。
このコロッケのタネは、超具だくさんです。
コロッケのタネは、洗い物を減らすために、袋を使って混ぜます。

次にタネを2等分して、小判型に整えます。(写真中央)
そして小麦粉(適量)・溶き卵(1個分)・パン粉(適量)の順に衣を付けます。(写真右)

【工程4】
最後に170度に温めた油で、こんがりと揚げたら完成です。

黒豆のコクのある甘みと食感がアクセントになった、肉じゃがのような味がするコロッケが出来ます。
断面の模様がとても斬新なので、切って盛り付けると見栄えがして素敵ですよ。
ところで当サイトでは、浜口さんの黒豆のレシピをあともう2品紹介しています。
「黒豆プリン」と「黒豆トルティーヤ(タコス)」です。
「黒豆プリン」は、黒豆のでんぷん質をいかしたとろっとした食感のプリンで、調理時間は固める時間を除くと10分です。
また「黒豆トルティーヤ」は、黒豆で作った甘みのあるソースでいただくちょっと変わったタコスで、調理時間は15分です。
どちらも面白いレシピです。