
まぐろのなめろうのおすすめレシピを3品ご紹介します。
3品とも魚料理研究家の是友麻希さんが考案したお料理で、美味しいうえに、使う食材が個性的です。
1品めの「アジアンなめろう」は、ナンプラーで味付けをし、パクチーやアーモンドを練り込んだエスニックな一品です。
2品めの「イタリアンなめろう」は、卵黄と粉チーズでカルボナーラ風に味付けします。
3品めの「ハワイアンなめろう」は、バナナやアボカドを使ったトロピカルな一品。
どれも彩りが綺麗なので、パーティ料理としてもおすすめです。
しかも、たったの2分で完成する超簡単料理ですよ。
(一部情報元:日本テレビ「ヒルナンデス!」2018年1月17日放映)
アジアンなめろう

まず最初に、「アジアンなめろう」のレシピをご紹介します。
パクチーの爽やかな風味とアーモンドのカリッとした食感がアクセントになったなめろうです。
レシピの全工程は、後ほど写真をもとに説明します。
マグロ(※) | 100g |
アーモンド | 3個 |
長ねぎ | 1/4本 |
パクチー | 2本 |
スイートチリソース | 大さじ1 |
豆板醤 | 小さじ1/2 |
ナンプラー | 小さじ1/2 |
※安い切り落としでOK。
- マグロを包丁で叩く。アーモンドを細かく砕き、長ねぎとパクチーを細かく刻む。
- 材料すべてを混ぜたらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。

【工程1・2】
まずマグロ(100g)を包丁で叩き、細かくして粘りを出します。(写真右)
ちなみにマグロは、筋のある安い切り落としを使ってもOKです。
次にアーモンド(3粒)を細かく砕き、長ねぎ(1/4本)とパクチー(2本)を細かく刻みます。(写真左)
最後に材料すべてを混ぜたら完成です。
スイートチリソースを加えると、マグロの表面がとろみでコーティングされて、とろっとした食感になります。

まったりとした甘みとコクが印象的な、とろっとした舌触りのなめろうが出来ます。
ところどころにあるアーモンドの食感とパクチーの爽やかな風味が、良いアクセントになっています。
イタリアンなめろう

続いては、「イタリアンなめろう」です。
卵黄と粉チーズでカルボナーラ風に味付けしたマグロは、脂が乗ったサーモンのように感じられます。
オリーブの実やディル(ハーブ)との相性も良く、とても美味しいですよ。
このなめろうはご飯よりも、パンやクラッカーの方が合います。
マグロ(※) | 100g |
オリーブの実 | 3個 |
ディル | 2本 |
卵黄 | 1個 |
粉チーズ | 小さじ2 |
醤油 | 小さじ1/2 |
オリーブオイル | 小さじ1 |
ブラックペッパー | 適量 |
※安い切り落としでOK。
- マグロを包丁で叩き、オリーブの実とディルを細かく刻む。
- 材料すべてを混ぜたらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。

【工程1・2】
まずマグロ(100g)を包丁で叩き、細かくして粘りを出します。(写真右)
ちなみにマグロは、筋のある安い切り落としを使ってもOKです。
次にオリーブの実(3個)とディル(2本)を細かく刻みます。(写真左)
最後に材料すべてを混ぜたら完成です。
このなめろうは、卵黄と粉チーズを使って、カルボナーラのような味を出します。
また魚料理と相性が良いディルを風味付けに加えます。

卵と粉チーズを加えたマグロは、優しいコク味がありマイルドな味わいです。
オリーブの実とディルの爽やかな後味がとてもいいですよ。
ハワイアンなめろう

最後にご紹介するのは「ハワイアンなめろう」です。
バナナの自然な甘みとねっとりとした食感が、マグロとよく合います。
意外な美味しさですよ。
マグロ(※) | 100g |
バナナ | 1/2本 |
アボカド | 1/2個 |
三つ葉 | 4本 |
レモン汁 | 小さじ1 |
醤油 | 小さじ1 |
オリーブオイル | 小さじ1 |
※安い切り落としでOK。
- マグロを包丁で叩く。バナナ・アボカド・三つ葉を細かく刻む。
- 材料すべてを混ぜたらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。

【工程1・2】
まずマグロ(100g)を包丁で叩き、細かくして粘りを出します。(写真右)
ちなみにマグロは、筋のある安い切り落としを使ってもOKです。
次にバナナ(1/2本)・アボカド(1/2個)・三つ葉(4本)を細かく刻みます。(写真左)
最後に材料すべてを混ぜたら完成です。
バナナのほのかな甘みをいかし、南国風のなめろうを作ります。
是友さんによると、マグロとフルーツの甘みはとても相性が良いそうです。

なめろうにバナナという組み合わせはとても意外ですが、違和感はありません。
バナナの味はけっこうしますが、優しい甘みとねっとり感がマグロとよくマッチします。
このなめろうも、イタリアンなめろうと同じく、ご飯よりもパンやクラッカーが合います。
「なめろう」というとアジやサンマのイメージが強いと思いますが、試してみるとマグロのなめろうも美味しいです。
安価なマグロの切り落としが、華やかな料理に生まれ変わりますよ。