
ハンバーグ弁当の簡単レシピをご紹介します。
メニューは次の3品です。
松本さんの「ハンバーグ」は、ステーキのような食べ応えがあるとテレビで話題になりました。
タネの材料はとてもシンプルで、牛こま切れ肉と砂糖と塩だけ。めんつゆを使った甘さ控えめのソースを絡めていただきます。
ハンバーグらしからぬ混じり気のない肉々しい味と、少ししっかりめの食感が特徴で、ジューシーに仕上がります。
ほろほろ砕けるような柔らかいハンバーグがお好みの方にはおすすめしませんが、ステーキが好きな方にはウケる一品です。とても美味しいですよ。
調理時間は20分です。
浜内さんの「わかめのオリーブオイルソテー」は、オリーブオイルでソテーしたわかめと玉ネギを、ドレッシングで味付けします。
玉ねぎのシャキシャキ感をいかした優しい味わいの一品で、調理時間は3分です。
「アスパラチーズ」は、電子レンジを使って2分で作れます。レンチンしたアスパラに粉チーズなどを混ぜるだけ。
伊予柑を添えたらお弁当の完成です。
ハンバーグの作り方

まずご紹介するのは食品学者で料理人の松本栄文さんが考案した「ハンバーグ」のレシピです。
このハンバーグは、ひき肉ではなく、こま切れ肉で作ります。
牛こま切れ肉 | 300g |
上白糖 | 小さじ2 |
塩 | 小さじ1 |
めんつゆ(原液) | 大さじ1 |
上白糖 | 小さじ1 |
おろししょうが | 小さじ1/2 |
- タネの材料をボールに入れ、粘りが出て一体化するまで5〜10分手でこねる。
2等分して空気を抜くように叩きながら小判型に成形する。 - 中火で熱したフライパンに1の中央を少しくぼませて並べる。
ハンバーグの片面に焼き色が付き、下が1/3くらいまで白くなったらひっくり返し、フタをして5分ほど焼く。
上白糖(小さじ1)を加えて溶かし、さらにしょうがを加えて軽く炒め、めんつゆを回しかけて絡めたらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。

【工程1】
まずタネの材料(牛こま切れ肉300g・上白糖小さじ2・塩小さじ1)をボールに入れ、粘りが出て一体化するまで5〜10分ほど手でこねます。
ちなみにこねる時間は、牛肉の質によって変わってくるそうです。
国産牛肉とくらべると輸入牛肉は少し硬いので、こねる時間が少し長くなります。
牛肉をこねると、コンビーフのように肉が砕け、だんだん粘りが出てきて、肉同士が結着する(1つにまとまる)ようになります。
しばらくこねていると、もうこれ以上こねても変わらないと思う時が来ますから、そのあたりで作業を終わりにすると良いと思います。
こね時間は2分くらいで十分なこともあります。
牛肉に砂糖を加えてこねると、砂糖の保湿効果で肉汁を閉じ込めることができるので、ジューシーに仕上がります。
タネには玉ねぎや卵やパン粉などは一切使わず、牛肉の味がダイレクトに楽しめるシンプルなハンバーグを作ります。

次にタネを2等分し、手で叩いて中の空気を抜きながら小判型に成形します。

【工程2】
続いて中火で熱したフライパンに、成形したハンバーグの中央を少しくぼませて並べます。

ハンバーグの片面に焼き色が付き、ハンバーグの下1/3くらいまで白くなったら(上の写真)、ひっくり返します。

ひっくり返すとこんな感じです。
好みの焼き色が付くように、様子を見ながら焼いてください。

ひっくり返したらフタをして、5分ほど蒸し焼きます。
ちなみにこのハンバーグは、お好みで焼き加減をレアやミディアムにすることも出来ますが、お弁当にする場合は、中までしっかり火を通してください。

ハンバーグが焼きあがったら、上白糖(小さじ1)を加えて溶かします。

続いてしょうがを加えて軽く炒め、めんつゆを回しかけて絡めたら完成です。

このハンバーグは、ハンバーグらしからぬ混じり気のない肉々しい味と、少ししっかりめの食感が特徴で、出来たてはとてもジューシーです。
そして冷めてもしっとりしているので、松本さんもお弁当におすすめのハンバーグだとおっしゃっていました。

中身はお肉がぎっしり詰まっていて、すごく食べ応えがあります。
肉以外の具材を使わないシンプルなハンバーグなので、揃える材料が少なく、調理もけっこうラクですよ。
(レシピ情報元:NHK「あさイチ」2018年1月22日放映)
わかめソテーの作り方

次にご紹介するのは、料理研究家の浜内千波さんの「わかめのオリーブオイルソテー」のレシピです。
戻したワカメ | 30g(※) |
玉ネギ | 1/2個 |
オリーブオイル | 大さじ1 |
ノンオイルドレッシング | 大さじ1 |
※乾燥ワカメを使う場合は、3g程度が適量。
- ワカメは食べやすい大きさに切る。玉ネギは5ミリ幅の薄切りにする。
- 熱したフライパンにオリーブオイルを引き、玉ネギ・ワカメの順にさっと炒める。
ドレッシングを回し入れ、炒め合わせたらできあがり。
ドレシングは好みの味を選びます。
和・洋・中のドレシングを使い分けると、どんなお料理にも合うお弁当のおかずになります。
ちなみにオイル入りのドレッシングしかない場合は、オリーブオイルを使わないで、ドレッシングだけで味付けしても良いと思います。
玉ネギのシャキシャキ感をいかした優しい味わいのソテーができます。
(レシピ情報元:TBSテレビ「おびゴハン!」2017年2月28日放映)
アスパラチーズの作り方

最後にご紹介するのは「アスパラチーズ」のレシピです。
アスパラガス | 1束(100g) |
粉チーズ | 適量 |
塩・コショウ | 少々 |
粉とうがらし | 少々 |
- アスパラの根元の硬い皮をむき、耐熱皿に並べる。水(少々)を振ってラップをし、電子レンジ(600w)で1分40秒加熱する。
- 1を食べやすい長さに切り、粉チーズ・塩コショウ・粉とうがらしで味付けしたらできあがり。
レンチンして味付けするだけなので、ハンバーグを焼いている間に作れます。

今日のお弁当は、以上3品(ハンバーグ・わかめのソテー・アスパラチーズ)の他に、伊予柑と押し麦ご飯と梅干しを添えました。
押し麦ご飯の炊き方は、リンク先を参考にしてください。
忙しい朝でも簡単に作れるお弁当ですよ。