私は現在、美容と健康のために、糖質制限をしています。
最近では、パンやご飯、麺類などの主食はまったく食べないという方も、結構いらっしゃいますよね。
でも、私の場合は、まったく食べないわけではありません。
私の糖質制限は、とってもゆるいんです。
たとえば、ご飯は白米ではなく玄米を食べるようにしていますが、1食にお茶碗に1/3程度はいただきます。
また、ジャガイモやニンジンといった糖質の多い根菜も、なるべく控えるようにしているだけです。
さらには、大好物のスイーツも少々。1週間に1つ限定で食べちゃってます。
こんなテキトーな糖質制限ですが、最近、体調の変化に気づきました。
それは、日中に眠くなることが殆どなくなったということ。
以前は、昼食後など、異常な眠気が襲ってきて、仕事や家事どころじゃなかったんです。でも現在は、日中に集中できる時間が増えました。
「食後に眠くなるのは当然のこと」と、これまで思い込んでいましたが、どうやら、糖質制限をすると食後に眠気を感じなくなるようなんです。
眠気の原因とは
医者の夏井睦さんが書いた「炭水化物が人類を滅ぼす」という本には、日中の眠気の原因について、次のように書かれています。
眠気の原因については、「糖質食により血糖値が上がり、それに応じてインスリンが分泌され、今度はその働きによって低血糖になるため」と説明されているようである。だから、逆に糖質を摂取しなくなると血糖値が上がらず、インスリンも分泌されないので、眠気に襲われることもない、というメカニズムのようだ。
夏井さんによると、食後に眠くなるのは、ご飯やパン、うどん、そしてお菓子など、糖質の多い食事をした場合に限ったことなのだそうです。
このことを裏づける(?)面白い出来事があります。夏井さんによると、彼の知人がこんな人体実験を行ったそうです。
家族でドライブにでかけた時、中学生の息子さんには、ご飯・パン抜きで肉やソーセージ、野菜などをすきなだけ食べさせ、一方、奥様は普通にご飯付きの定食を食べさせたそうだ。
食後に車に乗り込んだところ、普段ならドアを閉めるやいなや寝てしまう息子さんが、まったく眠らずにずっと喋っていて、逆に奥様はすぐに寝てしまったそうだ。
この実験の信ぴょう性はとりあえず置いておいて、糖質の少ない食品を食べた場合には食後の眠気をあまり感じなくなると、夏井さんは主張されています。
実際、私自身の経験からもそのように感じるんですよね。
睡眠は足りているはずなのに、日中に眠くなりやすい方は、糖質を制限してみてはいかがでしょうか。