アスパラガスを使った春巻きの簡単レシピをご紹介します。
伝説の家政婦 たーちゃんこと、家事代行サービス【タスカジ】の人気スタッフ、中尾孝子さんが考案した「アスパラの揚げ春巻き」です。
アスパラとベーコンとチーズを包んだおやつ感覚で食べられる春巻きで、アスパラガスのにおいが苦手な方でも食べやすいレシピになっています。

ちなみに中尾さんは、もと小料理屋の女将で、「家政婦が教える魔法の作りおき」というレシピ本の著者でもあります。
(一部情報元:TBSテレビ「金曜日のスマイルたちへ」伝説の家政婦のレシピ 2018年2月2日放映)
アスパラの揚げ春巻きの作り方
「アスパラの揚げ春巻き」のレシピです。
全工程は、後ほど写真をもとに説明します。
アスパラガス | 6本 |
ベーコン | 3枚 |
スライスチーズ | 3枚 |
春巻きの皮 | 6枚 |
塩 | 少々 |
小麦粉 | 少々 |
揚げ油 | 適量 |
酢醤油 | 好みで適量 |
- アスパラガスの皮をピーラーを使って穂先の方までしっかりむき(アスパラが好きな方は根元だけ皮をむけばOK)、半分に切る。塩で板ずりをする。
- 沸騰した湯に1を入れ、さっと茹でる。ザルに上げて水気を切る。
- ベーコンとチーズを半分に切る。
春巻きの皮1枚の上にベーコン1枚・チーズ1枚・アスパラ2本をのせて巻き、巻き終わりを水で溶いた小麦粉でとめる。 - フライパンに1センチくらいの油を注ぎ、3の両面を色良く揚げたらできあがり。
お好みで酢醤油を付けていただく。
写真をもとにレシピを説明します。
アスパラの揚げ春巻きの作り方
【工程1】
まずアスパラガス(6本)の皮を、ピーラーを使ってなるべく穂先の方までしっかりむきます。
ちなみにアスパラが好きな方は、根元の硬い部分の皮をむくだけでOKです。
アスパラガスの皮を穂先の方まできれいにむくと、特有の青臭さが和らぎます。
次にアスパラを半分に切り、塩(少々)を振って板ずりします。
ちなみに「板ずり」とは、まな板の上にアスパラを置き、手の平で転がしながら塩を軽く馴染ませることです。
アスパラを板ずりすると、茹でた時にきれいな緑色に仕上がります。
またアクも抜けやすくなるので、アスパラの臭いがより和らぎます。
【工程2】
続いて沸騰した湯にアスパラを入れ、さっと茹でます。そしてザルに上げて水気を切ります。
茹で加減は、アスパラをさっと熱湯にくぐらせる程度でOKです。
あらかじめ軽く茹でることで、アスパラの臭いがさらに取れて、揚げる時間を短縮できます。
【工程3】
次に春巻きの皮で具材を包みます。包み方は上の写真を参考にしてください。
まずベーコン(3枚)とスライスチーズ(3枚)をそれぞれ半分に切ります。
そして春巻きの皮の上にベーコン1枚・チーズ1枚・アスパラ2本をのせます。(写真左下)
次に春巻きの皮の手前の角を内側に倒します。(写真右下)
続いて春巻きの皮の両サイドの角を内側に倒します。(写真右上)
最後に包んだ具材を転がして、巻終わりに水で溶いた小麦粉を塗り、しっかりとめたら完成です。(写真左上)
アスパラと一緒にチーズとベーコンを包むと、アスパラの香りが和らいで食べやすくなります。
【工程4】
最後にフライパンに1センチくらいの油(適量)を注ぎ、春巻きの両面を色良く揚げたらできあがり。
中身はそのままでも食べられるものばかりなので、表面がキツネ色になったら油から引き上げます。
お好みで酢醤油を付けていただきます。
ベーコンとチーズの風味をいかしたマイルドな味わいの春巻きが出来ます。
しっとりジューシーなアスパラと軽くてサクサクした皮の食感の対比がとてもいいです。
情報元のテレビ番組でMCを務めるタレントの中居正広さんは、アスパラが大嫌いだそうですが、この春巻きだったら食べられるとのこと。
「チーズがいいね。チーズ(の味)が来てくれるから、アスパラ感はゼロ。美味しい!」と大絶賛していました。
アスパラのにおいはまったく分からないわけではありませんが、皮を取ってしまうことで弱くなる上に、ベーコンとチーズの風味にかなり隠れてしまいます。
アスパラが嫌いな子供にも、これだったらウケそうです。
断面がきれいでスナック感覚で手でつまんで食べられるので、パーティーのお料理としてもおすすめですよ。
ところで当サイトでは、家事代行サービス【タスカジ】の人気スタッフのレシピをあともう2品紹介しています。
タサン志麻さんが考案した「塩さばの白ワイン煮」と「カブとイチゴジャムの和え物」です。
「塩さばの白ワイン煮」は、塩さばをもとに8分で作れるお料理です。レモンと白ワインの爽やかな酸味が、脂ののった塩さばと絶妙にマッチします。
また「カブとイチゴジャムの和え物」は、いちごジャムで甘酸っぱいドレッシングを作り、薄切りにしたかぶを和えたさっぱりとした一品で、調理時間は4分。どちらも作り置きにおすすめのレシピです。