冷え性改善に効く生姜のレシピ。ウルトラ蒸しショウガで冷え対策。

投稿日:2018年2月7日 更新日:

ウルトラ蒸し生姜

ショウガの専門家が考案した、冷え性に効くショウガのレシピをご紹介します。

医学博士で食品医学研究所の平柳要さんが考案した「ウルトラ蒸しショウガ」です。

平柳さんによると、ショウガは最も体を温める食材ですが、食べ方によってはまったく効果がありません。
ショウガで体を温めるには、ショウガに含まれる「ショウガオール」という成分が持続的に効くように調理する必要があります。ポイントは次の2つです。

体を温めるショウガの調理法
  1. 100度で加熱する。
  2. 30分加熱する。

平柳さんによると、ショウガの加熱温度は100度くらいがちょうど良く、加熱時間は30分ジャストくらいが望ましいとのこと。それ以上やそれ以下になると効果が落ちるそうです。

たとえば厚揚げの上に、生のおろしショウガをのせて食べても効果はありません。生のショウガには、ショウガオールはほとんど含まれていないそうです。
また生のショウガで「ショウガ湯」を作っても、ショウガが100度に達してないため、意味がないとのこと。
「ショウガ焼き」は、逆に加熱温度が高すぎるため、ショウガオールが壊れてしまうのでNG。「いわしの煮付け」にショウガ加える場合は、ショウガオールが煮汁に溶け出してしまうため、効率よく摂取できないそうです。

ではどんなお料理にすれば、ショウガで体が温まるのでしょうか。
平柳さんのおすすめは、千切りにしたショウガを「炊き込みご飯」にする方法です。
炊き込みご飯だったら、上の2つの条件をどちらも満たしています。ショウガの炊き込みご飯は、お腹周りの血流を高め、持続的に体を温めてくれるそうです。

さてこれからご紹介する「ウルトラ蒸しショウガ」は、ショウガの炊き込みご飯よりも、効率良くショウガオールを摂取できるお料理だそうです。
作り方はとても簡単なので、冷え性対策に役立ててください。

ちなみに平柳要さんは、「医者いらずのウルトラ蒸しショウガレシピ」をはじめとした体に良い生姜のレシピ本を多数執筆しています。

(一部情報元:TBSテレビ「この差って何ですか?」2018年2月6日、2019年1月29日、NHK「あさイチ」2019年9月3日放映)

ウルトラ蒸しショウガの作り方

ウルトラ蒸し生姜

「ウルトラ蒸しショウガ」のレシピです。

全工程は、後ほど写真をもとに説明します。

材料【調理時間30分/干す時間除く】
生姜 適量
作り方
  1. 生姜を皮ごと1〜2ミリにスライスする。
  2. 1を重ならないように並べ、蒸し器で30分蒸す。
  3. ザルなどの上に2を重ならないように並べ、天日で1日、もしくは室内で7日干したらできあがり。

写真をもとにレシピを説明します。

作り方を写真で解説

ウルトラ蒸し生姜の作り方
【工程1】
まずショウガ(適量)を皮ごと1〜2ミリにスライスします。


ウルトラ蒸し生姜の作り方
【工程2】
次にショウガを蒸し器に重ならないように並べます。


ウルトラ蒸し生姜の作り方
そして蒸気が上がった蒸し器で30分間蒸します。

【調理のポイント】
ショウガを100度で30分加熱すると、ショウガに含まれる「ショウガオール」(体を温める成分)の効果を最大限引き出すことが出来ます。

ウルトラ蒸し生姜の作り方
【工程3】
最後に蒸したショウガをザルなどの上に重ならないように並べ、天日で1日、もしくは室内で7日干したら完成です。

ちなみに直射日光が当たる室内で干せば、冬でも1日くらいで完成します。


ウルトラ蒸し生姜の作り方
これが完成した「ウルトラ蒸しショウガ」です。

干すと縮んでかなり小さくなりますが、余分な水分が完全に抜けるので、ショウガの風味はぎゅっと凝縮されて濃く感じます。
3ヶ月ほど保存が効くので、冷え性を直したい方は少し多めに作るといいですよ。

そのまま食べるとかなり辛いので、軽く砕いてパウダー状にしてお料理に使います。

ちなみに、「ウルトラ蒸しショウガ」は、市販品もあります。
例えば、楽天でも「ウルトラ蒸しショウガ」の取り扱いがあるので、手作りが面倒な場合は、こちらを利用するのもアリです。

次に「ウルトラ蒸しショウガ」の食べ方をご紹介します。

ウルトラ蒸しショウガの食べ方

ウルトラ蒸し生姜の作り方

「ウルトラ蒸しショウガ」の食べ方は、とても簡単です。ショウガを使うお料理だったら何にでも合います。

平柳さんによると、ウルトラ蒸しショウガはすでに100度で30分加熱済みなので、どんなお料理に合わせても、ショウガの体を温める効果が期待できるそうです。

たとえば上の写真は、焼いた厚揚げに添えてみました。
ウルトラ蒸しショウガは、おろしショウガと同じように使えます。おろしたショウガよりも風味が濃くて美味しいですし、ショウガをいちいちおろす手間も省けます。

また「ショウガ湯」も簡単に作れます。細かく砕いたウルトラ蒸しショウガに、湯とはちみつを混ぜたら完成です。
ウルトラ蒸しショウガは手や包丁でも簡単に砕けますし、一度にまとめてミルサーなどで砕いておくのも良いと思います。
他にもサラダに加えたり、味噌汁に入れたりするのもおすすめだそうです。

私は冷え性なので、思いついた料理に何にでも加えていますが、ショウガの風味が合うメニューだったら、どんなものでも違和感はありません。とても便利です。
ただあまり食べ過ぎるとお腹を下すこともあるようですから、1日2g程度を目安に摂取してくださいとのことです。

ところでこのショウガのレシピは、冷え対策としてだけでなく、ショウガの上手な保存方法としてもおすすめですよ。

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