
パック売りの納豆の表面を覆っている、半透明のフィルムの簡単な取り方を4パターンご紹介します。
納豆でベトベトして剥がすのが面倒なフィルムですが、ちょっとしたことで簡単に取れます。
好みの方法で試してみてください。
(一部情報元:TBSテレビ「この差って何ですか?」2016年3月13日放映、テレビ東京「ソレダメ!」2018年2月14日放映)
箸を刺してまわす

まず最初にご紹介するのは、箸を使ったちょっと変わった方法です。
- フィルムの中央に箸の先を刺す。
- そのまま箸をくるくる回す。
箸をフィルムの中央に刺し、そのままくるくる回すと、箸の先にフィルムが巻きついて、すっきり取れます。
味噌汁に箸を浸して糸を切る

次にご紹介するのは、人気納豆店「二代目 福治郎」がすすめるフィルムの剥がし方。納豆にはつきものの、味噌汁を使った方法です。
- 箸の先を温かい味噌汁に浸す。(上の写真)
- フィルムを片手で持ち上げ、納豆の糸を箸の先で切る。(下の写真)
このようにすると、粘り気が強い納豆の糸も、箸で気持ち良いくらいすっと切れます。

この方法のポイントになるのは、温かい味噌汁です。
納豆のネバネバのもとになっている「ポリグルタミン酸」は熱に弱いので、味噌汁で温まった箸先が触れると、粘り気を作る働きが弱まり、糸が簡単に切れるというわけです。
ちなみにこの方法は、味噌汁ではなく、他の温かい汁物でも代用できます。
スライドさせる

続いてご紹介するのは、納豆の他には何も使わないシンプルな方法です。
- フィルムを少し浮かせる。
- フィルムの先をつかんで、そのまま横にスライドさせる。
この方法のポイントは、フィルムを横に引くことです。
フィルムを上に持ち上げるのではなく、横に引くと、意外と簡単に納豆の糸が切れます。
パックのフタで挟む

最後にご紹介するのは、納豆メーカー最大手の「タカノフーズ」がすすめる、フィルムの取り方です。
- パックのフタを開け、フィルムをパックの外に少し引っ張る。
- パックのフタを閉じ、パックの隙間からフィルムを引っ張り出す。
写真をもとに手順を説明します。

【工程1】
まず納豆のパックのフタを開け、フィルムをパックの外に少し引っ張ります。

【工程2】
次にパックのフタを閉じ、パックの隙間からフィルムを引っ張り出したら完成です。

納豆が1粒も付くことなくフィルムが取れます。
これまでご紹介した4パターンは、どれも簡単で効果があるので、好みの方法で試してみてください。