
キムチを使わない豚キムチ丼のレシピをご紹介します。
ウル得マンこと、お笑いコンビ 犬の心のいけや賢二さんが考案した「即席キムチ豚丼」です。
キムチの代わりに使うのは、白菜・コチュジャン・塩辛・昆布茶・酢です。
これらを使うと、本物のキムチのような辛さと旨味と酸味が再現できます。
タレントの坂上忍さんが「超うめーよ!」と大絶賛した豚キムチ丼ですよ。
調理時間は5分です。

ちなみにいけやさんは、大手居酒屋チェーン「庄や」の刺し場(刺身を作るポジション)を切り盛りした経験をお持ちで、料理本「いけやの料理帖」の著者でもあります。
(一部情報元:日本テレビ「あのニュースで得する人損する人」ウル得マンの30分クッキング 2018年2月15日放映)
豚キムチ丼の作り方

「即席キムチ豚丼」のレシピです。
全工程は、後ほど写真をもとに説明します。
豚バラ薄切り肉 | 100g |
白菜の内側の柔らかい葉 | 2〜3枚(※) |
ゴマ油 | 大さじ1/2 |
ご飯 | 丼1杯分 |
糸唐辛子 | 好みで適量 |
おろしにんにく | 小さじ1/2 |
コチュジャン | 大さじ2 |
昆布茶 | 小さじ1 |
酢 | 大さじ1/2 |
いかの塩辛 | 大さじ1/2 |
※120〜180g程度の白菜。
- 豚バラ肉は2センチ幅に切り、白菜は横に1〜2センチ幅に切る。
- フライパンにごま油を熱し、白菜をさっと炒め、Aを加えて混ぜる。
白菜をフライパンの端に寄せ、豚バラ肉を広げて火を通し、全体を炒め合わせる。 - ご飯を丼に盛り、その上に2をのせる。好みで糸唐辛子を添えたらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。
豚キムチ丼の作り方

【工程1】
まず豚バラ肉(100g)を2センチ幅に切ります。(写真右)
そして白菜(内側の柔らかい葉2〜3枚)を横に1〜2センチ幅に切ります。(写真左)
ちなみに「白菜(内側の柔らかい葉2〜3枚)」は、株の大きさによってまちまちなので、120〜180g程度を目安に、お好みの量で試してみてください。
白菜を120gにすると、かなり濃厚な味になり、ご飯がすすみます。卵黄をのせても合います。

【工程2】
次にフライパンにごま油(大さじ1/2)を熱し、白菜をさっと炒めます。

続いてA(おろしニンニク小さじ1/2・コチュジャン大さじ2・昆布茶小さじ1・酢大さじ1/2・いかの塩辛大さじ1/2)を加え、炒め合わせます。
このお料理は、白菜を細めに切り、豚肉よりも前に白菜を炒め、先に味を馴染ませます。
そうすることで白菜を、しんなりとして味がよく染みたキムチのようにします。
この豚キムチ丼は、キムチを使いません。
キムチの代わりに使うのは、白菜・コチュジャン・塩辛・昆布茶・酢です。
コチュジャンでキムチのような辛味を、塩辛で発酵の風味を、さらに昆布茶で旨味を酢で酸味を再現します。

次に白菜をフライパンの端に寄せ、空いたところに豚バラ肉を広げ、たまに返しながらさっと火を通します。

最後に全体を炒め合わせます。

【工程3】
ご飯(1杯分)を丼に盛り、その上に豚キムチをのせます。好みで糸唐辛子をトッピングしたら完成です。
こってりとした旨味と甘味のある、食べ応えのある豚キムチ丼が出来ます。
味付けはコチュジャンがベースになっていますが、その奥に塩辛の優しい旨味と酢のほのかな酸味が感じられるので、発酵させて作ったキムチのような味がします。
キムチがなくても豚キムチ丼が作れますよ。
ところで最後に、本物のキムチを使った「豚キムチ」のおすすめレシピをご紹介します。
タレントのグッチ裕三さんが考案した「豚キムチ」です。
グッチさんによると、美味しい豚キムチを作るには、キムチに頼ってはいけません。なぜなら一口にキムチと言っても、甘いものや酸っぱいものなどいろいろあるから。
リンク先では、どんな味のキムチを使っても美味しく作れる、グッチ流豚キムチを紹介しています。合わせて参考にしてください。