
親子丼の超簡単レシピをご紹介します。
落語家の春風亭昇太師匠が考案した「缶たん!ウマウマ親子丼」です。
焼き鳥の缶詰と生卵を合わせた、卵かけご飯風の親子丼です。
卵はひと手間かけて卵黄と卵白に分け、卵白をふわふわに泡立てます。
卵黄と卵白それぞれの持ち味が際立つので、ご馳走感があります。
焼き鳥のこってりとした甘みと卵のふわとろ感が、ご飯とよく合いますよ。
(一部情報元:NHK「あさイチ」2018年2月27日放映)
春風亭昇太さんの親子丼の作り方

「缶たん!ウマウマ親子丼」のレシピです。
全工程は、後ほど写真をもとに説明します。
焼き鳥缶 | 1缶(85g) |
卵 | 1個 |
ご飯 | 150g |
- 焼き鳥缶を温める。
- 卵を黄身と白身に分け、白身をメレンゲ状になるまで泡立てる。
- ご飯を丼に盛り、2をのせる。その上に1をかけ、卵黄をトッピングしたらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。
焼き鳥缶の親子丼の作り方

【工程1】
まず焼き鳥(1缶)を温めます。
温め方はお好みですが、「湯せん」すると美味しいです。手順は次の通りです。
鍋に湯(缶詰がかぶるくらいの量)をわかし、火を止めて、缶詰をフタを開けずに入れ、そのまま5分置くだけです。(上の写真)
ちなみにこれは、缶詰博士の黒川勇人さんのおすすめの温め方です。
黒川さんによると、缶詰は湯せんでじわじわ温めると中まで均等に温まるので、数倍美味しくいただけるそうです。
ちなみにレンジでチンすると、汁ばかりが先に加熱されるので、身が弾けてしまい、見た目も食感も損なわれてしまうのでイマイチ。
また鍋に空けて温めると、汁が煮詰まり、しょっぱくなってしまうのでイマイチ。
缶詰の出来たての味を再現するには、湯せんが一番良いそうです。
実際にこれらを比較してみると、出来上がりの差が分かります。温めの参考にしてください。

【工程2】
次に卵(1個)を黄身と白身に分け、白身をメレンゲ状になるまで泡立てます。
この工程は泡立て器でも出来ますが、ハンドミキサーの方がラクです。
また上の写真は、ピンと角が立つまでしっかり泡立てましたが、面倒な場合はゆるく泡立てるだけでも、ただ卵をかけただけとは違う仕上がりになりますよ。

【工程3】
最後にご飯(150g)を丼に盛り、泡立てた卵白をのせます。
そして焼き鳥缶をタレごとかけ、卵黄をトッピングしたら完成です。

空気をたっぷり含んだふわふわな卵白と、舌に絡みつくようなとろとろの卵黄が一度に楽しめる、一風変わった親子丼が出来ます。
焼き鳥のこってりとした甘辛味と卵黄のコクがよく合い、ご飯がすすみますよ。
ところでこの親子丼は、昇太師匠がご自宅でよく作る自慢のお料理だそうです。
ちなみに当サイトでは、師匠が普段よく作るとおっしゃる缶詰のレシピをあともう1品紹介しています。
サバの味噌煮缶を使った「サバ缶カレー」です。
たったの3分でできる和風カレーで、とても人気があります。
リンク先も是非ご覧ください。