さつまいもとツナ缶(シーチキン)を使った美味しい炊き込みご飯のレシピをご紹介します。
日本料理の名店「分とく山」の総料理長、野﨑洋光さんが考案した「ツナ缶炊き込みご飯」です。
さつまいもの自然な甘みとツナの優しい旨味を存分にいかした、上品な味わいの炊き込みご飯です。
調理のポイントは、ツナの身と汁を別々に加えること。
ひと手間をかけるだけで、数ランク上のツナご飯が出来ますよ。
(レシピ情報元:NHK「あさイチ」2018年2月27日放映)
「ツナ缶炊き込みご飯」のレシピです。
材料
ツナ缶 ※ | 2缶(140g) |
さつまいも | 200g |
米 | 3合 |
水 | 450ml |
薄口醤油 | 45ml |
酒 | 45ml |
あさつき(青ねぎでもOK) | 適宜 |
- ライトツナフレークを使用。
作り方
- 米を洗って、15分浸水させる。ザルに上げて水気を切り、そのまま15分置く。
- さつまいもをきれいに洗い、皮付きのまま、長さ3センチ・厚さ1センチの棒状に切る。
- 米・さつまいも・ツナ缶のオイルだけ・水・醤油・酒を炊飯器に入れ、早炊き機能で炊く。
- 炊き上がったらツナ缶の身を入れ、混ぜずにそのままフタをして5分蒸らす。
好みで、小口切りにしたあさつきを混ぜる。 - 茶碗に盛り、小口切りにしたあさつきを添えたらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。
【工程1・2】
まず、米(3合)を洗って15分浸水させて、ザルに上げて水気を切り、そのまま15分置きます。
そして、さつまいも(200g)をきれいに洗い、皮付きのまま、長さ3センチ・厚さ1センチの棒状に切ります。
※上の写真は、レシピの半量(2人分)で作っていますが、説明はレシピ通りにします。
【工程3】
次に、米・さつまいも・ツナ缶のオイルだけ(1缶分)・水(450ml)・薄口醤油(45ml)・酒(45ml)を炊飯器の内釜に入れます。
そして、早炊き機能で炊きます。
早炊き機能がない場合は、普通炊きでも炊けます。
ツナのオイルだけを入れる
ここでポイントになるのは、ツナ缶の身は入れないことです。オイル(汁)だけを炊飯器に入れます。
オイルはだし代わりになるので、ご飯を炊く前に加え、ご飯やさつまいもに旨味をしっかり染み込ませます。
身の方は、炊き上がったあとに加えます。
【工程4】
ご飯が炊き上がったら、ツナ缶の身(1缶分)を入れます。
そして混ぜずにそのままフタをして、5分蒸らします。
ツナの身は最後にさっと温める程度にします。
ツナの身はあとから加える
ツナの身は、炊き上がってから加えます。
ツナの身はすでに加熱調理済みであり、もう一度火を入れると美味しさや食感が失われてしまうため、加熱はしません。
蒸らし終えたら軽く混ぜます。
ここでお好みで、小口切りにしたあさつき(適宜)を混ぜても良いそうです。
【工程5】
ご飯を器に盛り、小口切りにしたあさつき(適宜)をのせたら完成です。
ツナの優しい旨味とさつまいもの自然な甘みをいかした、味わい深い炊き込みご飯が出来ます。
ご飯はしっかり味が染みていて、ツナの身はしっとりご飯に馴染んでいます。
上品な味と食感でとても美味しいです。
冷めてもしっとりしているので、お弁当にもおすすめです。