ワイシャツのアイロンがけを楽にする方法。ネットの情報を漁ると、色々なアプローチがあるようですね。テクニックを磨いたり、あるいは道具に凝ったり。
もちろん、それらも大事です。大事なんですが、そのうえで私が思うのは、そもそも洗濯後のワイシャツにシワがつきにくくする方法を考えたほうが得策なのではないかということです。しわくちゃのワイシャツとそうでないワイシャツ。アイロンをかける際にどちらが楽かは一目瞭然ですよね。
ワイシャツを干すときに気をつける3つのこと
我が家では、ワイシャツにアイロンをかける時、スチーム機能も霧吹きも使っていません。もちろん、持っているアイロンにはスチーム機能がついていますが、使う必要を感じないのです。襟やカフスなどの小さな部分から始めて、袖、前身頃(まえみごろ)、後身頃(うしろみごろ)と、アイロンを軽く充てるだけで、十分きれいに仕上がります。それは、やはり、出来るだけシワにならないように、洗濯後のワイシャツを乾燥させているからだと思います。
とは言っても、なにか特別なことをしているわけではありません。我が家では、次の3点に気をつけてワイシャツを乾燥させています。ポイントは、「乾燥機は極力つかわない」ということです。
- 洗濯が終わったら、ワイシャツをすぐに洗濯機から取り出して形を整える。
- 乾燥機を使わずに、天日干しする。
一人暮らしなどで天日干しが難しい場合には、ほんの10分程度軽く乾燥機にかけ、すぐに取り出して形を整えて干せば、シワになりにくいようです。 - 干す際には、たたくなどしてシワをしっかり伸ばす。
ここでシワが寄らないように注意して干すだけで、乾燥後のワイシャツは全然違ったものになります。
普通過ぎて拍子抜けしましたか(?)。そうなんです。当たり前のことなんです。でも、これだけで、じゅうぶんな効果を発揮します。この3点に気をつけるだけで、アイロンがけが格段に楽になります。
アイロンがけとワイシャツの寿命
ところで、繊維を湿らせずにアイロンをかけ続けると衣類の傷みがはやいと指摘する方もいます。もしかしたら、そうなのかも知れません。でも私は、繊維が傷むよりも先に汚れが目立つようになり、ワイシャツの寿命がくると感じています。なので、わざわざアイロンのたびに湿らせる必要はないと考えています。
それに、水の入った重たいスチームアイロンを扱う手間や、霧吹きで毎回ワイシャツを湿らせる手間がなくなるのも大きいです。
ストレスレスなワイシャツ管理。いちど試してみてください。