
豚たま丼のおすすめレシピをご紹介します。
ミシュランガイドで1つ星を獲得した、和食の名店「季旬 鈴なり」の店主、村田明彦さんが考案した「ふんわり豆腐の豚玉丼」です。
豆腐とトマトをたっぷり使ったヘルシーな豚たま丼で、調理時間はわずか7分です。
彩りも栄養のバランスも良いので、これ一品で十分満足できる食事が出来ます。もともとは、簡単に作れるランチメニューとしてテレビで話題になりました。
お味の方は上品で飽きが来ません。とても美味しいです。
自宅で手軽にミシュランシェフの味が楽しめますよ。
(一部情報元:TBSテレビ「おびゴハン!」2018年3月21日放映)
ふんわり豆腐の豚玉丼の作り方

「ふんわり豆腐の豚玉丼」のレシピです。
全工程は、後ほど写真をもとに説明します。
豚バラ薄切り肉 | 120g |
絹豆腐 | 1/2丁 |
新玉ねぎ | 1/2個 |
トマト | 1個 |
卵 | 2個 |
三つ葉 | 適量 |
ごま油 | 適量 |
ご飯 | 2人分 |
かつおだし | 150ml |
砂糖 | 小さじ1/2 |
みりん | 大さじ1と2/3 |
醤油 | 大さじ1と2/3 |
- 豚バラ肉は3センチ幅に切り、豆腐は8等分に切る。新玉ねぎは縦5ミリの薄切りにし、トマトは12等分のくし切りにする。三つ葉は3センチのざく切りにし、卵を溶いておく。
- 鍋を中火にかけ、ごま油を引いて新玉ねぎを炒める。
玉ねぎがしんなりしたら豚肉を加え、強火にして炒める。
豚肉の色が変わったらトマト・豆腐・Aを加え、フタをして強火で1分煮る。 - 2を弱火に落とし、溶き卵を半量だけ回し入れ、火を止める。
続いて残りの半量の卵を回し入れ、三つ葉を散らし、フタをして30秒蒸らす。 - ご飯を丼に盛り、3をかけたらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。
豚たま丼の作り方

【工程1】
まず豚バラ薄切り肉(120g)を3センチ幅に切り、絹豆腐(1/2丁)を8等分に切ります。
そして新玉ねぎ(1/2個)を縦5ミリの薄切りにし、トマト(1個)を12等分のくし切りにします。
さらに三つ葉(適量)を3センチのざく切りにし、卵(2個)を溶いておきます。

【工程2】
次に鍋を中火にかけ、ごま油を引いて新玉ねぎを炒めます。

玉ねぎがしんなりしたら豚肉を加え、強火で炒めます。

豚肉の色が変わったら、トマト・豆腐・A(かつおだし:150ml、砂糖:小さじ1/2、みりん:大さじ1と2/3、醤油:大さじ1と2/3)を加えます。
ちなみにかつおだしは、面倒な場合は、水に顆粒和風だしを溶いて使っても良いと思います。

そしてフタをして強火で1分煮ます。
具材が崩れないように、1分だけ煮ます。

【工程3】
1分立ったらフタを開け、弱火に落とし、溶き卵を半量だけ回し入れ、火を止めます。

火を止めたら、すぐに残りの半量の卵を回し入れ、三つ葉を散らし、フタをして30秒蒸らします。
卵は2回に分けて加え、フタをして30秒置き、余熱で火を通します。
2回に分けて加えると、固まり方がそれぞれ違うので、卵が2種類の食感になります。
また余熱で火を通すと、卵が柔らかい食感に仕上がります。

フタをして30秒蒸らします。

出来上がりは、卵がふわとろになります。
火を止める前に加えた卵は、ふわふわっとしていて柔らかく、最後に加えた卵は、生に近いとろとろです。
卵の食感の幅が広がるだけで、ご馳走感がぐっと増します。

【工程4】
ご飯(2人分)を丼に盛り、豚たまをかけたら完成です。
卵のふわふわとろっとした食感と、少し大きめに切った絹豆腐のツルンとした口当たりが印象的な豚たま丼ができます。
お味の方は、トマトの酸味でさっぱりとしつつもコクと旨味があり、味わい深くてとても美味しいです。
ところで最後に、今回ご紹介した豚たま丼のような、ランチにぴったりの簡単丼レシピをあと4品ご紹介します。
まず最初におすすめするのは、人気フレンチレストラン「モルソー」のオーナーシェフ、秋元さくらさんが考案した「ツナと野菜の簡単たまご丼」です。
ツナ缶を使った女子ウケしそうな優しい味わいの卵丼で、調理時間は7分です。
2品目は、料理愛好家の平野レミさんが考案した「無点火アボカ丼」です。
スライスしたアボカドと温泉卵をご飯にのせ、ニンニクとゴマの風味を効かせた甘辛いタレをかけたお料理で、その名の通り火を一切使いません。
数多あるレミさんのお料理の中でもとても人気があるレシピです。調理時間は3分です。
3品目は、人気フレンチレストラン「Bistro あおい食堂」のオーナーシェフ、加賀田京子さんが考案した「ビーフストロガノフ丼」です。
長時間煮込んだような、まろやかでコクのあるビーフストロガノフが、たったの5分で完成します。
4品目は、ミシュランシェフのお料理。
和食の名店「なすび亭」のオーナーシェフ、吉岡英尋さんの「かにかま玉丼」です。
1人分の材料費がたったの100円で、調理時間もわずか3分ですが、ほっとするような優しい味わいの丼物が作れますよ。